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三連休初日,快晴。子どもたちもきっと活動的に過ごしているのでしょう。
午後に学校を一巡。静かな花々は,この天気にすっかり土が乾き,水を欲していました。
青空の下には,昨日夕方準備された「テント」が横たわっています。
休み明けの21日(火)は,もう予行練習。
本部席前のテントは,ひときわ真新しくその「白」が映えます。
そう,これは平成22年3月,第126回卒業式に目録をいただいた「テント一張り」
ありがとうございます。こうして,お披露目の時を迎えました。
あのときの言葉どおり,「大切に使わせていただきます」。
明日は,この卒業生が初めて迎える種子島中学校の体育大会。
開会式の行進から,たくましくなったその姿をしっかり確かめさせてくださいね。
管理人
平成22年度「子どものための優れた舞台芸術体験事業」
昨年,二つ応募していたこの事業がいずれも認められ,ついにその一つが本日実現。
派遣5回計画の中の,まずは今日が第1回目となりました。
ねらいは,子どもたちの「コミュニケーション能力の育成」(鹿児島県で3校のみ)
何と,鹿児島から「劇団風見鶏」のメンバーが来てくださいます。
そして,もう一つの「大当たり」は・・・。
これまた何と,11月予定「東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団」(本県3校)
ちょっと欲張りすぎ? 当たりすぎ
いえいえ,これらの芸術・文化のシャワーは決して「浴びせすぎる」ことはありません。
子どもたちに「本物」を体験させることで,その夢や希望を大きくふくらませたいのです。
早速,今日の活動【3校時~5校時】(4・5年生対象)を紹介します。
まずは4年生,「ごんぎつね」の朗読披露。子どもたちは声に引き込まれていきます。
続いて5年生,いろいろな「発声テキスト」を使って,みるみる声が前に前に・・・。
・ 早口言葉トレーニングを準備運動に。
「おあやや,母親におあやまりなさい」「のら如来のら如来三のら如来」
「おとなりの子猫は三毛の子猫」「中小商工振興会議に出て市中の輸出輸入の状況調査」
自然な声を出すために,ごろんと横になってリラックス。これも発声トレーニングの一つ。
5年生3クラスとも,まずは1回目のトレーニングを終了しました。
ついでに,これはオプション。放課後のパソコン室で職員研修を実施。
おねだりして,特別に「職員対象」のワークショップを組んでいただきました。
「ことば(音声)」について,耳と骨伝導レベルから学び直し,演習まで。
来年2月まで,あと4回の来校。最後は体育館ステージで成果発表となります。
日本語の奥深さ,そしてすばらしさ!をつくづく実感。
冬には,ぜひ見違えるような「舞台役者」となったわたしたちをご覧ください。
管理人
わたしは「金子みすゞ」という童謡詩人が大好きです。
そして,この十数年にわたって,その生涯を追いかけ続けています。きっとこれからもそうです。
ついには,地域開放玄関近くのスペースを「みすゞコーナー」として設置。
ところで,「わたしと小鳥とすずと」が,国語教科書にも取り上げられていることから・・・。
(ちなみに,来年度からの新教科書にも「3年上」にこの詩は残っています。)
今年,校舎一番奥の3年掲示板に,その詩を味わおうというコーナーができました。
ここには,立ち止まって大人にも子どもにも「うんと考えさせる」詩が並んでいます。
「つもった雪」「なしのしん」「花屋のじいさん」・・・。
どれをとっても,何度読んでも,味わえば味わうほどに深い深い内容ばかり。
子どもたちに,一緒になって「何が正しく,何が幸せなのか」を問いたい教材です。
このコーナーを設置した担任。何でも,この連休に「みすゞさんの旅」をしてくるとのこと。
これらの詩が生まれた背景,山口県仙崎を歩き,記念館を巡り,作者と同じ海空を感じて。
きっとまた大きな光る「教材のもと」を大量に仕入れてくるのでしょうね。いいな。
さあ,わたしもきっとまた近いうちに,この空気を感じる旅を・・・。
管理人
今年の応援団,それぞれ早朝から放課後まで本当によくまとまっています。
さて,それぞれの仕上がり具合を確かめてみましょうか。
まずは赤組・・・アップテンポ,華麗なダンス練習中。かなりの難易度とみました。
続いて黄組・・・基本に忠実に,三三七拍子を繰り返し練習中。秘策もあるようですよ。
そして青組・・・質実剛健,かなり骨太のどっしりした演目。仕上がりは一番早い!?
何より感心するのは,どの団も異年齢メンバーが一致団結して真剣に取り組んでいること。
思い切り声を出し,羞恥心もかなぐり捨てて,団員の心が一体化・・・。
これまで見ることのなかった「殻を一つ破った」個々の成長をたのもしく覚えます。
学校近辺のみなさん,運動会まで,どうかこの地響きのような太鼓の音をご理解ください。
管理人
朝の校庭,7時半を過ぎて,1年生が自主的に「かけっこ」練習を始めました。
7時45分。徐々に人数も増え,リレー・応援と,それぞれに感心な子どもたち。
ところが校庭は,昨日の豪雨でまだあちこちに水たまりやぬかるみが残ります。
そんな中,朝礼台脇の大きな水たまりに「人だかり」発見!
温泉のように,次々と激しくわき出る謎の水泡が,美しい同心円の波紋を見せています。
「何これ?」 「地面からどんどん泡が出てくるよ」 「さわってみようか」
「穴の中に,何か変な生き物がいるんじゃない?」 「かにさんかなあ」
こんな会話が聞こえてきます。
さあ,この続きの「謎解き」は2時間目の後の準備時間に。
しかし,急速な天気回復。その頃はもう乾いて,謎は封印されてしまうかもしれませんね。
この「何これ珍百景」にも提供したい情報。
「どうしても,この不思議を載せてほしい」という1年N先生からの写真提供でした。
管理人
午後から,予期せぬ突然の大雨。警報発令。
そこで,子どもたちの「傘立て」を確認。
今朝の天気から,とても雨の気配はなく,当然児童数分だけの傘も見当たりません。
すぐに校舎周辺を走ってみると,このように冠水した場所もあり危険と判断。
榕城メールで,早い時間帯に下校する1・2年生保護者のみなさんへは次の連絡をしました。
・ 傘をもたない児童は学校で待機。
・ 車で迎えの場合は,職員駐車場まで上がっていただき,職員が誘導。
・ 安全上,学校周辺への駐停車はお断り。
幸い,中・高学年が下校する今の時間帯,雨は小降りになっています。
異常気象の今年,これからもこんな日があるでしょう。
備えあれば憂いなし。急な天候変化に,これからも念のために「傘」の準備を
管理人
1957年,福島県のある教諭が新聞社に支援を依頼しました。
『へき地などでも等しい義務教育が受けられるように教材や備品を提供して欲しい』と。
そして,1960年,文部科学省の認可でベルマーク教育助成財団が設立されました。
それから約50年。このベルマーク運動は,本校でも脈々と引き継がれています。
今朝は,早くから「多目的ホール」にPTAベルマーク委員のみなさんが集合。
せっせと「集計作業」が始まっています。
切り取り,仕分け,点数計算・・・。
本当に地道な作業ですが,これまでに約400万点もの累積。
たかがベルマーク,されどベルマーク。午前中いっぱい続くこの細かい作業。
すべては子どもたちのために。楽しそうに和気藹々と作業される姿に頭が下がります。
管理人
ふと感じたことから,他愛もない話です。今日は結局,虫づくしです。
毎朝5時30分,決まって我が家の庭では一番早起きの「蝉」が鳴き始めます。
最近,この蝉の種類,「あぶらぜみ」から「つくつくぼうし」中心へと変わってきました。
これら蝉の鳴き声を,みなさんはどう聞いていますか?
わたしたちは,「ミーンミン」「つくつくぼうし,つくつくぼうし」と決め込んでいます。
だから,そうとしか聞こえません。
実は,昔の人は,思い思いにこの音を『翻訳』していたそうです。
★ クマゼミ・・・・・・「然か然か(しかしか)」→「そうだ,そうだ」
★ ミンミンゼミ・・・・「見う見う」→「会いたい,会いたい」
★ ツクツクボウシ・・・「つくづく惜しい」「美し,佳し」「筑紫恋し」
今では,音を写し取るだけの鳴き声も,昔は「言葉」として聞いていたのですね。
自然と会話する中で,自分自身の心と対話していたのでしょう。
さて,今日の「ツクツクボウシ」の音。暑さに負けずがんばる子どもたちへの応援として,
「ふれふれゴー!,ふれふれゴー!!」
早朝から夕方まで,熱心に指導を続けている職員をねぎらいながら,
「つくづく奉仕!,つくづく奉仕!!」(意外としっくり!?。座布団一枚もらえそう。)
心の中でこう『翻訳』してみましたが,いかがでしょうか。
管理人
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