今日は,夏休み2回目の出校日でした。これまで,大きな事故やけがもなく元気に過ごしているようでした。
全校朝会では,全開の「『平和』について考えてみよう。」から「『命の大切さ』について考えてみよう」につなげて,次のような話をしました。
戦争で最も悲しいことは,人が死ぬことです。何の罪もない人がたくさん死んでしまいます。大人も子どももありません。そして,2度と帰ってくることはないのです。
なぜ,学校や家・地域で「交通事故には気を付けましょう。」「危ない遊びをしてはいけません。」「不審な人を見かけたら,『い・か・の・お・す・し』ですよ。」と,口やかましく言われるのでしょう。それは,みなさんの命を守るため,命は何物にも代え難い最も大切なものです。
親は,自分の子どもが病気で苦しんだり,けがで痛い思いをしたりしていると「代わってやりたい」と本当に思うものです。心から心配し,悲しみます。
みなさんは,自分の命と同じように周りの人の命も大切にしてください。周りの人というのは,家族であり,友達であり,近所の人たちです。そして,みなさんの周りにいる人を大切にしてください.友達のことを大切にすると言うことは,その人の命を大切にし,自分の命を大切にすると言うことです。
残りの1週間,「命の大切さ」ということを考えてみましょう。
その他,生活指導主任から23日(日)に行われる「鉄砲祭り」の楽しみ方について話がありました。(子ども会や地域での参加・花火大会後の帰宅時刻など)
また,保健主任からは,う歯治療(夏季休業期間中に必ずう歯治療を進める)や治療後の歯みがき・熱中症予防(水分補給・服装・休憩など)について指導がありました。
※ 本校のう歯治療率20.8%(1学期末現在)です。う歯は,ほおっておいてよくなることは絶対にありません。周りの健康な歯もむし歯になります。治療率100%をめざしています。この夏休み,だれのためでもありません。子どものために治療に行かせてください。よろしくお願いします。
21日(金)の出校日に合わせて,6年2組の黒板に「黒板アート」が出現しました。
登校してきた子ども達は,はじめ,「えっ,なに?」「だれが描いたの?」「すごい!」と驚いていたようです。
黒板アートは,日頃子ども達になじみ深いチョークで黒板というキャンバスに描くことで,芸術を寄り身近に感じ,芸術のよさを体感できるようにしたものです。
実は,昨日(20日)に,県立種子島高等学校 美術教師の山下晴道先生に制作していただいたものです。(山下先生は,南日本美術展で第21回海老原賞を受賞され、2012年4月から1年間フランスに留学されています。)
また,その他にも各学級でことばや絵を準備したり,早く出勤して元気に子ども達を迎えようといろいろ工夫していました。
8月3日(月)は,夏休みに入って1回目の出校日でした。
今年は,暦の関係ですでに2週間以上が過ぎていましたが,子ども達は皆元気に登校してきました。
全校朝会では,「平和」について話しました。
今年は,戦争が終わって70年になります。こんなに自然が豊かで温かい人に恵まれた種子島でも,戦時中は,増田飛行場(種子島航空基地)の建設・北薩方面への学童疎開・西町や東町の空襲により多くの人が亡くなったことなど大変な時代であったことを話しました。
8月は,広島・長崎に原子爆弾が落とされた日や終戦の日など,戦争の悲惨さや平和の大切さを考える機会でもあります。
子ども達の曾おじいさん・おばあさんは,戦争を体験していらっしゃると思いますので,お話を聞かせたり島内の戦跡を訪ねたりするなど,子ども達に過去に学び,平和の尊さについて家族で一緒に考えてみてはいかがでしょう。
また,交通規則の遵守・不審者から身を守ること・危険な遊びの禁止・水難事故防止など,安全で楽しい夏休みを過ごすための指導も行いました。重ねて,これまで通り,御家庭・地域でも子ども達への目配り・声かけをお願いしたいと思います。
次の出校日(8月21日)に,元気にたくましく成長した子ども達に会えることを楽しみにしています。
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