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榕城小は,その名の通り『榕(あこう)』の木を象徴する「城跡」ですが・・・。
掃除時間に,改めて正門脇の城壁(石垣)を確かめてみました。
この軽い石。実は,南の島らしい「サンゴ」でできているのですね。
こんな石垣により,一段も二段も高い場所に位置している校舎。
長い長い歴史と,これらの石を運び,組み立てている人々の様子が見えてくるようです。
さて,昨日発表された「青の俳句」入賞作に,本校からも4年・5年・6年の特選がありました。
最高賞の作品は,『きょうりゅうが 見ていた月を ぼくも見る』(小学校3年生)でしたね。
時空を越えた壮大な発想に,「なるほど」とうなずきながら,伝統ある石垣を重ね見ています。
管理人
学習の履歴になる「ノート」。
5年生では,画用紙をつなげ,教材文を印刷した「特別ノート」が準備されていました。
その下に資料を貼り付け,考えを記入しながら,蛇腹式に学習の足跡が残されていきます。
こうして,自分だけのノートが完成していくのですね。
さて,記録(足跡を残すこと)の大切さは,振り返って初めて分かることです。
今日はあたたかい一日ですが,一昨年のメモを見ると,新型インフルエンザで学年・学級閉鎖。
何と113名が欠席で,保健所,学校医,市教委との連絡が飛び交うたいへんな時期でした。
本日,病欠は9名。落ち着いてはいますが,「風邪」の文字がちらほら・・・。
今年は,念のため早い段階からストックしてある消毒液を使用して,忘れず予防に努めます。
管理人
西村天囚さん(1865~1924)は,今から約150年前に,種子島西之表で生まれました。
そして,本校初代校長,前田豊山先生に学んだのです。
以後,明治15年には東京大学文学部に入学。
朝日新聞記者となり,明治35年にはその記者団の中心となりました。
今では有名な,「天声人語」というコラム欄は,この西村天囚の創案と言われています。
昨日は,新聞感想文コンクールの学校賞をいただき,5年生Mさんが「3席」に入賞しています。
南日本新聞の「馬毛島」関連の記事から考えたことを書いて応募したとのこと・・・。
その新聞の読み方までインタビューする全校朝会でした。
後輩も活躍の今,これからも,この本校大先輩にあやかりたいですね。
今朝は,この後,昨日の市内一周駅伝大会で活躍した8名。
そして,県大会出場を決めた女子バレーボール少年団等の紹介もありました。
さて,先日の学習発表会で,見事な「話す・聞く・読む」活動を披露した子どもたち。
今度は,ぜひとも「書く」活動への転移を・・・。
文集「かごしま」(小下・小上・中・高),文集「くまげ」の購読希望を募っています。
もちろん,わたしは5冊セットで申し込みました。そして,配本を待って,一気に完読します。
いいと思った作品,魅力的な表現部分に付箋をつけ,題名や素材の傾向を感じ取ります。
「書かれた『いい』作品」に多く接すれば接するほど,素材・表現等の選択肢は広がるのです。
指導者が読む,保護者が子どもたちと一緒に読んで感想交流をする。
まずは手元に置いて,表現のよさを実感することからではないでしょうか。日記も変わりますよ。
西村天囚さんが『天の声』として,強くお勧めしている日かもしれません。
管理人
海は青いとおもってた,かもめは白いと思ってた。
だのに,今見る,この海も,かもめのはねも,ねずみ色。
みな知ってるとおもってた。だけどもそれはうそでした。
空は青いと知ってます,雪は白いと知ってます。
みんな見てます,知ってます,けれどもそれもうそかしら。
11月最後の週,そして12月に入る週を迎えます。種子島もすっかり冬景色。
「師走の足音」が聞こえてきますね。心あたたかく,新しい月曜日を・・・。
今日は鹿児島でした。南日本新聞社で行われた表彰式に出席し,帰ってきました。
一昨年に続いての,「新聞感想文コンクール」学校賞受賞です。
「新聞」については,本校にも実は大きな功労者がいます。明日の全校朝会で話しましょう。
明日は,県庁で優秀教員表彰式,土曜日はJA作品コンクール学校賞表彰式と祝報続きです。
管理人
「美しいもの」をよしとする,情操面の育成が大事になる時代。
「情操」は,今日の学習発表会のように,人と人との関わりの中で自然に芽生えていきます。
1年生に勇気百倍もらい,3年生から「みんなちがって,みんないい」ことを確かに知る。
そして,ニュース番組「天才5年生」に笑い,何でもできるようになったことに感心した第一部。
2年生の「グングンぐんどく」に学びの成果を見て,4年生のオペレッタにぐっと涙をこらえ,
6年生から「西郷さんとわたしたちをつなぐ」歴史の深さを教えられた第二部。
発表するまでの過程において,一人一人の子どもが相手の役割を考え,認め合い協力する。
観客を意識しながら,かねてより広いステージで緊張しながら全力で演奏したり歌ったりする。
自分の考えや調べたことを,自分の言葉で,大きな声で表現する。
さらに,友達の演技や演奏に触れ,すばらしいな,あんなになりたいなと感じる。
すべてが,教室の中では味わえない感動を呼び,その心を深める「ステージ」。
家庭でも,今日の子どもたちのがんばりをほめたり,感動を伝えたりしてください。
ステージで殻を破った子どもが,大きな自信をもち3学期を迎える例を多く見てきています。
今回の学習発表会も,改めて一人一人の成長,底力を感じる素敵な時間になりました。
たくさんの保護者のみなさんから,精一杯の拍手をいただきました。ありがとうございます。
エンドロールで固まった6年生のピースサインが,まだ瞳のスクリーンに残っています・・・。
管理人
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