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静かな冬休みが続いています。まるで病院入口のような「来校者受付」も,開店休業状態。
この入口から左には,長い廊下。左側面の「学校の主な沿革」をじっくり眺めてみました。
かねて,なかなかじっくり詳しい歩みについて確かめる機会(ゆとり)がなかったことを反省。
開校が,明治9年9月4日(創立記念日)であることは知っていましたが・・・。
ひもといてみると,いろいろな発見がありました。
・ 明治10年・・・西南の役のため休業す。11月より授業開始。
・ 昭和19年・・・空襲激しく,3年生以上児童を大口へ疎開さす。
・ 昭和27年・・・馬毛島に分校を設ける。(1学級7名)
・ 昭和52年・・・創立100周年・校舎落成記念祝典挙式 「希望を天の星につなげ」記念碑建立
そして,100周年記念誌には,この年に種子島に雪が積もったことが記されています。
同じように,こんな寒い冬があったのですね。
本校の長い歴史と伝統を改めて感じる,「映像が見えるような」いい時間を過ごしました。
脈々と受け継がれてきた「確かな歩み」を,変わらない「石段」の上につなげていかなければ・・・。
管理人
二十歳になった卒業生のみなさん,おめでとうございます。
まだ,旧校舎の頃に本校を卒業したこの若者たち。市内の成人を祝う式典に出席しました。
鉄砲太鼓隊の精鋭10人も,先輩のために気合いの入った演奏を披露。
懐かしい恩師,O先生からのビデオレターには,一斉に歓声があがりました。
その後,学校を開放し,封印していたタイムカプセル
を開ける場に立ち会うことに・・・。
この中には,きのうの夕方,特別に校内を案内してあげた二人組も美しい着物に姿を変えて・・・。
カプセルからは,当時の日記,テスト,習字,作文。もちろん思い出話は尽きることがありません。
笑顔がはじける,旧交を温める,きらきらの「未来を背負う」若者たちから元気をもらいました。
そう言えば,遙か昔に自分にも「こんな日」があったような記憶が蘇ります。
確か,バイト代をはたいて自分で買ったスーツを着て,気分だけ先に大人になった日でした。
若者たちよ!その若さの特権を生かして前へ前へ,そして明るい方へ,明るい方へ。
自分の決めた道を,ひたすら真っ直ぐに。迷わず行けよ,行けばわかるさ。
管理人
年のはじめに夢売りは よい初夢を 売るにくる。
たからの船に山のよう よい初夢を 積んでくる。
そしてやさしい夢売りは 夢の買えない うら町の
さびしい子等のところへも だまって夢を おいてゆく。(金子みすゞ 夢売り)
平成23年 元旦
今年も,すべての子どもたちの「大きな夢」を実現するための「小さな支え」ができますように。
そんな思いを共有して,榕城小学校オールスタッフ,元気に「うさぎ年」を笑顔でスタートします。
(12月24日撮影卒業アルバム用職員集合写真番外編。アルバムには採用できませんね。)
みなさん,本年も「榕城魂」あふれる「榕城小」の歩みを,どうぞご支援ください。
荒天で昨年末から欠航続きの後,今年初めて出港
のトッピー1便で種子島に帰ってきました。
雪景色の鹿児島北埠頭から南に1時間35分。
海から,神々しい開聞岳の初冠雪を眺め,白波越えて種子島に着くと,ここは「快晴」。
この景色のギャップに驚きながら。
まずは,学校をぐるりと一周。そして,このブログアップが新年校長室初仕事!?となりました。
何も変わらず,こうして元気に一年をスタートできること。変わらない幸せに感謝しています。
大好きな島の澄んだ空気をいっぱいに吸い込み,凛として迎える元旦に・・・。
管理人
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