本日予定していました「第3回愛校作業」は,天候不良のため「中止」します。
「東日本大地震」の現実に,心の痛む数日を過ごしています。
目を疑うような映像,被害報道の連続に,言葉にならず,言葉にできず。
種子島にも発令された津波警報に,本校も避難場所として体育館を開放していました。
今はただ,被災された方々への『祈る思い』をお届けすることしかできません。
今朝は,目の前にある「愛校心」で,力を合わせた第3回の作業を,と考えていましたが・・・。
昨夜からの雨が残っています。会員のみなさんの健康・安全等も総合的に考え,中止としました。
落ち着いたら,学校として手をさしのべられる何かを,とみんなで語りながら。管理人
「教職員免職は氏名公表」・・・こんな新聞見出しに,改めて背筋が伸びました。
かねてから「服務規律の厳正確保」を呼びかけていますが,まずは何より「心のゆとり」が第一。
では,学校の中での「ほっとできる空間」「自分を見つめ直せ場所はどこ?」と聞かれると・・・。
教頭先生のアイデアで,こんな「立ち止まりの言葉」が職員トイレに掲示されました。
先生の考えたオリジナルの言葉に,命令や押しつけでない「ほどよい言葉の温度」を感じます。
「飲酒運転・体罰絶対禁止」のステッカーよりも,この方がじんわり「心に効く」のでは・・・。
ちょっとしたことですが,笑顔を忘れてしまいがちな日々の生活の中に,優しいメッセージ。
「今日のあなたは笑顔ですか?」に自問自答し,元気に一歩踏み出す自分でありたいです。
管理人
蜂と神さま 金子みすゞ
蜂はお花のなかに,お花はお庭のなかに,
お庭は土塀のなかに,土塀は町の中に,
町は日本の中に,日本は世界の中に
世界は神さまの中に。
そうして,そうして,神さまは,
小ちゃな蜂の中に。
今日も,学校中が多くの「命」,大小多くの「もの」であふれています。
花も,ベンチも,テーブルも,おたまじゃくしも・・・。そしてもちろん「人」だって。
すべて大事な「もの」は,大小にかかわらず,ささやかな生活の中,心の中に隠れています。
あとは,それが「見えるか,見えないか」,「見ようとするか,しないか」だけであって・・・。
どんなに広い世界でも,本当はすべて一番身近なところに「大事なものがある」。
輪廻する不思議な世界に気付かせ,わたしを立ち止まらせてくれる,深い深い「詩」。
今日,3月10日は『みすゞ忌』・・・校内に多数掲示のある童謡詩人の命日です。(1930年没)
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/misuzu/
管理人
今朝は特別な「読み聞かせタイム」。
1年生保護者読書グループのみなさんが,卒業を前にした6年生各学級に入ってくださいました。
真剣に集中して聞き入る,聞き浸る「6年生」の姿に安心・・・。
「選本」から「練習」まで,時間をかけて臨んだこの時間は大成功です。
終わってから校長室で,ちょっとした反省会。
「緊張した。練習で何度も泣いたお話だったから」「『この話,もう知ってる』と言われなくてよかった」
4月には,「メンバー募集」の案内を全体にお配りする予定です。
小さな小さな雪だるまの「核」ができました。さあ,これからどう転がり,形作っていくのでしょう。
わくわくする「読書グループ」に正式名称が付けられる日は,そう遠い日のことではなさそうです。
※ ↓ 今朝は,先日の「銃兵衛ロボ」に関する本校での記事が紹介されているようです。 http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=30905
管理人
正月明けの一本の電話から,突然招くことのできた「国立鹿児島工業専門学校」のメンバー。
ご存知の通り,昨年「ロボコン」全国大会で見事に優勝した学校です。
今日は3時間にわたって,本物のロボット持ち込みでデモンストレーション。
西之表市の新しい看板キャラクター「ロボット火縄銃兵衛」くんもお披露目となりました。
「本物を見る,本物に触れる」,子どもたちの目が輝いていますね。
「ロボットを作るのにどれくらいの期間?」 「いったい材料はどうやって集めているの?」
質問タイムには多くの手が挙がり,さすがの学生のみなさんもたじたじです。
この実技をていねいに進めてくれる若者たちは・・・。
電気情報システム工学専攻者や機械工学科,電子制御工学科,情報工学科の1~4年生。
「うちは家族みんなロボコンファン。先週から楽しみにしていたの」と,5年生の女子。
いつかここで,いつか自分も・・・。そんな気持ちを強くもった子どももきっといるはずです。
夢が大きくふくらむ本当に貴重な機会。思わぬプレゼントのいい時間です。
管理人
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