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2020年8月

2020年8月28日 (金曜日)

校区内フィールドワーク&危険箇所点検に関する研修会

  2020年8月26日(水)

  8月26日水曜日,校区内フィールドワークと危険箇所点検に関する研修会を行いました。日頃から児童の安全指導に御協力をいただいている「校区見守り隊」の校区長・副校区長様にも参加してもらい,校区内の危険箇所の点検等を共に行いました。

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  まず,社会科担当や安全指導係より今日の流れについての説明がありました。
  校区内フィールドワークでは,フィールドワークマップに示されている史跡に向かってください。目的地に着いたら,QRコードをかざし案内を視聴してください。
  校区内危険箇所点検では,フィールドワークマップに示されている場所に向かいながら,危険箇所のチェックをしてください。危険箇所がありましたら,写真を撮影しチェックリストに記入してください。後ほど,情報共有を行います。

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  私たちのグループは,栖林神社と種子島時尭像を目指して出発しました。栖林神社では,大的始式「おまとはじめしき」のことを校区長様より自らの体験を通してお話をしていただきました。種子島時尭像のところでは,鉄砲伝来の頃,種子島時尭は高校1~2年生。鉄砲の必要性を見通し,日本に最初に銃を導入し国産化に導き,今後の種子島の発展に尽力していくことを決断した14代島主であったことを教えてもらいました。

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  次に,嘉永山から本立への三叉路や嘉永山への登り道路,中目地域の危険箇所を確認していきました。これまでの危険箇所マップにも掲載されているように,嘉永山から本立への三叉路については,車の通りが多く,一旦停止位置からの見通しがよくない場所であることも確認できました。

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   榕城小学校の周りには,様々な史跡がたくさんあることを再確認することができました。 また,子供達の通学路の中には,見通しがよくなかったり,交通量が多かったりするところがあることを再確認することができました。
   社会科や総合的な学習の時間の教材開発や新しい危険箇所マップ作成に生かしていきたいと思います。
 
 

2020年8月25日 (火曜日)

特別支援教育に関する研修

  2020年8月25日(火)

  8月25日火曜日,10時45分から,パソコン室において,特別支援教育に関する校内研修が行われました。すまいるキッズの先生を招聘し講話を行っていただきました。
 最初に,読み書きの困難さへの対応について説明がありました。「読み」の学習上の困難さの中には,文字から音を想起することがとても難しい状況もあるとのこと。特徴としては,しりとりが苦手だったり,逆さま言葉や逆唱・言葉の計算が苦手だったりすることがあるとのこと。

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  また,読みの困難さを克服していく強みについてもよく観察・理解していき,子供に自信や有用感を持たせることが大切であることを教えてもらいました。
  例えば,好奇心や学習に対する意欲・モチベーションが高いことや周囲の状況文脈から理解する力が優れていること,読んでもらった話や聞いた話を理解することが優れていること等があるとのこと。

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 次に,読み書きの苦手な場合の手立てについて,具体的に教えてもらいました。
 子供一人一人にモチベーションをもたせ,ハードルを低くし,できることから始めるようにしていくことが大切であるとのこと。例えば,なぞり書きや読み聞かせによる内容理解,音読は斉唱ではなく復唱から進める等の工夫が必要であることを教えてもらいました。 

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  また,行を飛ばしてしまうことや単語を見落としてしまう等の読み書きの苦手な場合の手立てについても,教えてもらいました。
  これらの状況については,座席位置や机上のレイアウトで支援していくことが大切であるとのこと。例えば,教科書を試写する場合は,左右の方が上下よりも写しやすいことや日常生活の中で,遠くのものや近くのものを見比べたりする経験が必要であること等を教えてもらいました。

 今日学んだ研修をこれからの子供たちの学習や生活に生かして,子供一人一人のよさを更に発揮させていきたいと思います。

2020年8月21日 (金曜日)

第2回目の出校日~元気な声が戻ってきました

  2020年8月21日(金曜日)

  8月21日(金),夏休み期間中の第2回目の出校日です。子どもたちは,大きな事故やけがもなく元気に登校してきました。
 静かだった校舎も,子ども達の元気な挨拶の声でとてもにぎやかになっていました。

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  全校朝会では,学校長から「榕城魂を生かしたコロナ対応」「3つのお願いの確認」の話がありました。「榕城魂を生かしたコロナ対応」では,今,コロナ感染症のことで,多くの人々が先の見えない世の中に,不安を感じながら過ごしていることだと思います。いつになったら終わるのか。先の見えない不安が一番つらいことだと思います。しかし,いつかは収まり,これまでにない苦しい状況を乗り越えていけることだと思います。皆さんにお願いがあります。「目の前のやるべきことに集中しよう」ということです。きっと,目の前の不安が和らぐことだと思います。

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 感染症が拡大している時期だからこそ,「人信無くんば立たず」の「信」(誠実さ=周りの人や物事に真心を込めること)が大切な時だと思います。そのためには,健康第一です。そして,「常に前向きに」忘れずに,皆さんの周りの家族や先生方,友達,地域の方々を信じて,コロナウイルス感染症に負けないようにお互い頑張りましょうという話がありました。

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   その後,各学級では,夏休みの課題帳の点検や締め切りになっていた作品の提出の確認等を行っていました。また,残りの夏休みの生活についての注意事項の確認が学年に応じてありました。
   明日からまた残りの楽しい夏休みが始まります。全ての子ども達が,けがや事故に遭うことなく,コロナウイルス感染症防止の対策を行いながら元気に過ごし,学校では中々体験できないことに挑戦し,一回りたくましくなって学校に戻ってくることを楽しみにしています。

2020年8月20日 (木曜日)

プログラミング教育に関する自主研修会~「toio」「MESH]を使った研修~

  2020年8月20日(木)

  8月20日木曜日,「toio(トイオ)」や「MESH」を使ったプログラミング教育に関する自主研修会を行いました。校内から15名程の参加がありました。
 まず,内田洋行様よりプログラミング教材についての紹介がありました。
  「toio(トイオ)」の紹介では,パソコンを使用せずに,カードでプログラミングができるよさがあることが分かりました。

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 ①カードを並べてプログラムを作ります。②カードの上にロボットを置くと,自動的にプログラムを読み込んでいきます。③スタートにロボットを置くと,プログラム通りにゴールを目指して,ロボットが動きます。
  「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」の基本を学習できる教材であることを,先生方も楽しい体験活動を通じて,実感していました。

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  次に,プログラミングスイッチ「MESH」の紹介では,様々なセンサーがありました。
例えば,人の動きを感知する人感ブロック,明るさの変化を感知する明るさブロック,温湿度の変化を感知する温湿度ブロック等があることを教えてもらいました。
 ①蓄電実験器,プログラミングスイッチ,プロペラモーターをリード線で接続し回路を作成します。②人を感知したら,スイッチを入れます。③「人感ブロック」に手をかざして,人を感知したらプロペラが回るかを確かめていきます。

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  小学校におけるプログラミング教育について,内田洋行様の講義及び教材の活用を通して,学びを深めることができました。
 これからも新しい教育の動向や教材にも目を向けながら,さらに研修を深め,子どもたちの成長につながるようにしていきたいと思います。

2020年8月18日 (火曜日)

鹿児島県学力向上フォーラムin榕城小

  2020年8月18日(火)

  8月18日火曜日,県教育委員会義務教育課主催の「鹿児島県学力向上フォーラム」が午前11時50分から,榕城小(熊毛サテライト会場)において行われました。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,姶良市姶良公民館を本会場とし,北薩,大隅,熊毛,大島の5会場においてオンラインによる分散開催となりました。

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  前半の部では,大分県教育センター所長・指導主事による「大分県の学力向上の取組」による講演がありました。講演では,学力向上のための授業改善の視点(教師がしゃべりすぎていないか・「先生,今の説明では分かりません」と言える授業を行っているか・子供達に板書させているか等)や「一番の基盤は,学級経営である」,「教師が何をしたかというより,子供がどう育ったかである」等,これまでの施策や実践に基づく学力向上の視点や取り組み方について,詳しく教えていただきました。

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  後半の部では,本会場(姶良市姶良公民館)において,「学び続ける教職員集団による学力向上を目指した取組」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。
  パネリストとして,4つの小・中学校から実践発表がありました。パネラーの学校からは,構成的グループエンカウンターを生かし,他者理解を進め,自己理解を深めることや学力調査の分析を行い,どこが弱点かを「見える化」すること,気持ちの揃った職員集団が学力を上げることにつながること,見方・考え方を働かせる学習課題を子供にもたせること等の意見が出されました。  

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  本会場とサテライト会場とをオンラインでつなぎ,学力向上をテーマにし青・赤カード等で各会場の参加者の意向を踏まえながら協議することができました。
 学力向上に関する他県や他校の貴重な実践を学ぶことができ,本校の学力向上策を再確認・改善するよい機会になりました。今後の学力向上の取組に生かしていきたいと思います。 
  

2020年8月17日 (月曜日)

暑さに負けずに育つ草花たち~「あいさつと花と読書」の榕城小

  2020年8月17日(月曜日)

  8月17日(月),校庭にある花壇の様子を見てみましょう。
 各学年の花壇の花も暑さに負けずに,大きく育っています。
 各学年の花壇には,ひまわりが大きな花をつけています。花が太陽の方向に向かって笑っているようにも見えます。職員室前のわい性のひまわりは,多くの花をつけています。また,マリーゴールドやメランポジウム等もきれいな花をつけています。学年園の中には,生活科や理科で学習するオクラやピーマンも大きく生長しています。 

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 校長室の前には,マリーゴールドやインパチェンス等が様々な色の花をつけています。緑色の葉が土台となって花が一層鮮やかに見えます。

 暑い日が続いていますが,草花の様子をみていると,心が和みます。訪れるお客様や出校日に戻ってくる子ども達もきっと,気持ちよく学校に入校するのだろうと思います。 

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 夏休み期間中は,日直の職員や技師さんたちが中心となって草花の世話をしてもらっています。草花への水かけや除草,花の摘み取り,花壇の中耕などをしてもらい,草花たちも元気よく育っています。

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 草花たちも2学期の始業式に向けて,暑さに負けずに,大きく生長しています。子ども達の登校する日を草花たちも心待ちにしています。

2020年8月 5日 (水曜日)

元気が戻ってきました 榕(アコウ)の木

   2020年8月5日(水曜日)

   8月5日(水),校庭のシンボルツリー:アコウの木を見てみたいと思います。
 6月の学校便り「SOSシンボルツリー」でお伝えしておりました,本校のシンボルツリーのアコウの木が変化が出てきました。 
   以下の写真は6月末の頃のアコウの木の写真です。

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  4月末~7月中旬までは,南西側の半分の枝や葉が,元気のない状態が続いていました。校区長や町内会長をはじめ地域や保護者からも,アコウの木の診断ができる機関や人々などの紹介等様々な御支援をいただきました。誠にありがとうございました。
  現在,熊毛支庁や市役所の関係機関を通じて,アコウの木の健康診断や今後の対応等についても相談・検討をしていただくようお願いしているところです。

  以下の写真は7月末以降の頃のアコウの木の写真です。

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  さて,4月末~7月中旬まで,南西側の半分の枝や葉が,元気のない状態が続いていた頃,樹木の保護に携わっておられた町内会長様より診断をいただいたことがありました。
 ・3~4月の頃,南西側の強風や塩雨等の影響を受けて枝や葉が損傷したのではないかとのことでした。
 ・シロアリ等の害虫の被害は現在のところ見当たらないとのことでした。
 ・枝やつぼみは元気な状態なので,時間はかかりますが,元の状態にもどることだと思いますとのことでした。

  上記の診断のとおり,7月末からシンボルツリーアコウの木は,元気よく枝を伸ばし,多くの葉を身につけました。

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 終業式や出校日にも,榕城小の子供達を温かく見守ってくれています。
  このアコウの木は,樹齢460年を超えると言われており,長い月日の間,冬は自らの葉を落として島特有の強い北西の季節風に耐え,夏は度重なる台風の襲来にも耐え生き抜いてきました。これからも榕城小のシンボルツリーとして,子供達をいつまでも元気な姿で見守ってほしいと思います。

2020年8月 4日 (火曜日)

構成的グループエンカウンターの活用~校内研修:生徒指導~

 2020年8月4日(火)

 8月4日火曜日,9時15分から,パソコン室において,生徒指導に関する校内研修が行われました。講師は生徒指導の先生を中心に進められました。
 最初に,エンカウンターや構成的グループエンカウンターの定義について説明がありました。エンカウンターとは,本音を表現し合い,それを互いに認め合う体験のこと。この体験が,自分や他者への気付きを深めさせ,人とともに生きる喜びや,自分の道を力強く歩む勇気をもたらしてくれます。

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 構成的グループエンカウンターとは,リーダーの指示した課題をグループで行い,そのときの気持ちを率直に語り合うこと「心と心のキャッチボール」を通して,徐々にエンカウンター体験を深めていくものです。この活動を通して,自己理解・他者理解・自己受容・感受性の促進・信頼体験の6つのねらいを満たすことができます。

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 次に,構成的グループエンカウンターの手順について,確認がありました。
 ①ウォーミングアップ:関係づくりと心身の準備運動をする。②インストラクション:最低限のルールを明確に伝え,徹底する。③エクササイズ:みんなで同じ体験をすることで,共通の場で起こる感情を共有したり,仲間意識を高めたりする。④シェアリング:気付きや感情を明確化し,他の人と共有する。

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 「WANTED」というエクササイズの紹介・実践がありました。進め方は,①ペアをつくり,自己紹介してからジャンケンをします。②勝った人は,相手が「YES」と答えると思う質問をシートの中から一つ選び,質問します。「運動部に所属していたことがある。」「楽器が弾ける。」等。③相手の答えが「YES」なら,シート下の番号に○をつける。「NO」なら,そのまま次の相手を探します。
 今回の研修を通して,今後の学級づくりや仲間づくりに生かしてほしいと思います。

2020年8月 3日 (月曜日)

元気な声が戻ってきました~第1回目の出校日~

   2020年8月3日(月曜日)

   8月3日(月),夏休み期間中の第1回目の出校日。子ども達は,大きな事故やけがもなく元気に登校してきました。静かだった校舎も,子ども達の元気な挨拶の声でとてもにぎやかになりました。今日の全校朝会は,コロナウイルス感染症対策と熱中症対策のため,校内放送による全校朝会を実施しました。

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  全校朝会では,学校長から「11日間の夏休みの振り返り」「伝えたい私からあなたへ:西之表市の空襲の体験」「3つのお願いの確認」の話がありました。「夏休みの振り返り」では,ラジオ体操や早寝・早起き・朝ご飯,お手伝い,挨拶について,家庭や地域での実践の振り返りがありました。また,少年団や鉄砲太鼓隊等の活躍の紹介がありました。「伝えたい私からあなたへ:西之表市の空襲の体験」紹介では,作者が小学校6年時のときの空襲体験や大口市や伊佐郡に疎開したこと,いもめし弁当のこと等がありました。また,お家の人と平和について考える機会をつくってほしいとのお願いもありました。

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  それぞれの学級では,夏休みの生活の確認や課題帳の確認,本の貸し出し,清掃等を行っていました。
 明日からまた残りの楽しい夏休みが始まります。全ての子ども達が,けがや事故に遭うことなく,コロナウイルス感染症防止の対策を行いながら元気に過ごし,学校では中々体験できないことに挑戦し,一回りたくましくなって学校に戻ってくることを楽しみにしています。

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