フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 2011年7月 | メイン | 2011年9月 »

2011年8月

2011年8月10日 (水曜日)

水鏡(すいきょう・みずかがみ)

校内の施錠点検をしていると,中庭の池に逆さまに映った校舎が風に揺れていました。

立ち止まって今度は1年生のアサガオを確かめると,その姿は「窓」に映し出されています。

Dscn0723 Dscn0719

水鏡・・・ 水面に物の形が映ること。水がありのままを映すように,物事を観察し真情を見抜くこと。

慌ただしく生活している中では,なかなかこんな立ち止まりができません。

8月も半ばにさしかかりました。「水鏡」,そして新造語?の「窓鏡」。

ますます静かになる校内では,不思議とかねてと違う景色に心がとまります。

Dscn0721  Dscn0725

時間に束縛されず,ぼんやり夕日や夜の月を眺める。波の音に耳を澄ませ,流れ星を待つ・・・。

いくつになっても,こんな「たゆたう」時間を大事にしたい・・・  ふと思う夕方です。

                                                 dog管理人cat

夏休み自主学習続く

今週も,せっせと学校に通って「自習学習」を続けている子どもたちがいます。

Dscn0706 Dscn0694

算数マスター認定証も,どんどん級が上がっていきますね。

開放日は,このHPトップページにあります。自主的に算数を勉強したい子は,パソコン室へ!

Dscn0695 Dscn0709

今日も,専属講師(少人数指導)付きで,午前10時から開放していますよ・・・。

                                                club管理人spade

2011年8月 9日 (火曜日)

「ブログ愛読者」来校

榕城小のブログを毎日愛読し,「自分の学びに生かしたい」という意欲ある先生がいます。

本校の教育環境(校内設営や研修,学校行事等の教育活動)に共感してくれているのです。

去年は徳之島から,そして今年も,日帰りで新しい赴任地の霧島市から・・・。

今回2回目。デジカメを準備し,今朝一番に高速船に乗り込み,またまたやってきました。

Dscn0705 Dscn0713

果たして若い頃,ここまで意欲のある夏を過ごしていたか自問自答してみると疑問です。

「どうせ忙しくなる2学期。夏ぐらい教師はゆっくりしていいはず」と決め込んでいましたから。

それに比べて何と意欲のあること・・・。

Dscn0707 Dscn0712

好奇心旺盛に,出勤していた職員に質問したり,説明資料をじっくり読み込んだり・・・。

ひまわりの夏。たくさんのことを吸収し,重い資料を持たされ,また元気に帰って行きました。

きっと2学期,自分の学校で,目の前の大事な子どもたちにしっかりと還元してくれるのでしょう。

そうであれば,この『日帰り研修』には大きな価値ありpencil    ちなみに・・・。

わたしは彼を,小学5・6年で担任しました。あの頃から,「夢は先生になること」の子供でした。

                                                 crown管理人crown

残暑お見舞い申し上げます

今朝8時の学校です。まるで運動会前の秋の空のよう。

空気が澄み切って,さわやかな一日になりそうですね。

空の画用紙に青と白を散りばめて,時間を追って変化していく巨大アートを見ているよう。

Dscn0703 Dscn0697

立秋を過ぎ,暦の上ではもう「秋」ですね。

8月・・・月見月・秋風月・萩月・木染月・雁来月・桂月

Dscn0698 Dscn0700

暑中見舞いから残暑見舞いへ。季節は確実に流れています・・・。

                                               pisces管理人pisces

2011年8月 8日 (月曜日)

最優秀賞いただきました!

~前略~ みなさんは、今の太鼓の音がどんな言葉に聞こえましたか?「ドン」ですか。それとも「ダン」でしょうか。わたしは今、この太鼓が「ドコン・ドコン」という音でひびくように演奏しています。

  ドコンの「コ」は、心をこめるの「コ」。種子島から日本全国に伝わった鉄砲の、ずっしりとしたひびきが伝わるように、ぐっと背筋を伸ばしてたたきおろします。だから「ドン・ドン」という音ではなく「ドコン・ドコン」に変わるのです

~途中略~

  こんなわたしの太鼓に対する心を変えてくれる大きな出来事がありました。それは、今年3月に東北地方で起こった「東日本大震災」です。あれから約5か月が過ぎました。わたしの太鼓はあの災害を見てから少し変わったような気がします。深い深い悲しみから立ち上がろうと懸命に生きている人,自分の力を分け、支えてあげようとしている人がいる。

なのに、「たたけばだれにでも音を出せる」という簡単な気持ちで太鼓に向き合おうとしていたわたしは、何だか恥ずかしくなりました。それからたたく和太鼓のひびきには、人にパワーを届け勇気を奮い立たせる不思議な力があると信じるようになりました。そして、ふりおろすバチに、今まで以上の「真剣な思い」を込められるようになりました。

わたしには今、介護士になって多くの人に優しく接してあげたいという夢があります。そして、一日も早い震災の復興への祈りを込めて、大好きな種子島の伝統を守る鉄砲太鼓の保存会に入り、これからもずっとずうっと太鼓をたたき続けていこうと思っています。

Dscn0687 Dscn0688

最後に・・・。8月21日,「鉄砲祭り」のステージに立ちます。

どうかみなさん、魂のこもった演奏を聴きにいらしてください。

心を込めた「ドコン・ドコン」というひびきを、必ずお届けします。

余韻のままに・・・。種子島を支える若い力に大きなパワーをもらった素敵な時間。

Dscn0689 Dscn0690

前日は,校庭の端から端を使って声を出す最終練習。

結果は,ただ一人に与えられる「最優秀賞」presentでした

きっとこれは,ここに至るすべての時間,すべての思いに対しての「ご褒美」でしょう。おめでとうshine

                                                 note管理人note

2011年8月 7日 (日曜日)

ざわわ・ざわわ・ざわわ

台風余波の強風にも負けず・・・。ざわわ・ざわわ・ざわわと・・・。

種子島の「さとうきび」がぐんぐん大きく伸びていることを感じた今日。

Dscn0684 Dscn0682

やはり「安納いも」と「さとうきび」が仲良く寄り添う夏風景でした。

Dscn0676 Dscn0680

さて,新しい週は,朝から第22回西之表市ふるさと『少年の主張』大会で始まりです。

各校の発表者17名には大舞台。どんな思いでいるのでしょう。

まさに「ざわわ・ざわわ・ざわわ」と心揺れる,落ち着かない前夜なのかもしれませんね。

これまでの練習過程と,当日まで,そして本番の緊張感が,みんなに確かな成長を与えます。

今でこそ,体育館のステージに立ち続けて「話をする」ことも仕事の一部になった自分ですが・・・。

振り返ると,小学校時代,このような代表やステージでの発表は記憶にありません。

あの頃,とても人前で意見を述べるなどできなかった「引っ込み思案」でした。

「鉄は熱いうちに打て」。ふるさと種子島の将来を担う,堂々とした発表を期待します。

どうか,みんなみんな,燃えるハイビスカスのような熱い情熱をフロアに伝えてくださいね。

そして,それを間接的に学ぼうとする本校「親子」の姿にも,どうかたくさん会えますように・・・。

                                               slate管理人movie

子どもたちを守るために

1日の出校日から,次の19日まで最も長く子どもたちの「動静」が見えなくなります。

こんな中に,臙脂の腕章をしたメンバー集結。「榕小生指委員会」・・・榕城小生活指導委員会

6日(土)17:00の本校駐車場の様子です。

Dscn0665 Dscn0666

今回は,2年生メンバーで市内の大型ショップや川,海岸線をcar「巡回」eye

ありがたいことですね。こうして子どもたちは常に多くの目で守られ,楽しい夏を過ごしています。

台風は遠ざかったと思ったのに,これまでより逆に風の強くなった夕べでした。

くれぐれも海のレジャーにはご注意くださいsign03

                                                wave管理人wave

2011年8月 6日 (土曜日)

だれかえさをください

学級で飼育されていた金魚も,長い休みの中で「ふっ」と世話役がいなくなりました。

こうして,職員室に運び込まれた水槽から,さわやかな空気の泡が小さな涼しさを運んでくれます。

Dscn0647 Dscn0654

担任からの申し送りは「すみません。だれかえさをください」。

大丈夫,大丈夫。目の前に置かれたものを忘れるはずもなく・・・。

日直か管理職が,大事に育てておきますよ。

                                                fish管理人fish

2011年8月 5日 (金曜日)

「主張」に学びませんか?

8月8日(月) 9:00~12:00 市民会館ホールにて

参加者・・・西之表市小・中学校代表17名  本校代表登場・・・プログラム3人目

子どもたちにとっても,保護者のみなさんにとっても,参観は意義あるものです。

大勢を前にして,自分の主張をどのように堂々と述べるか。きっと,大人にも刺激になる時間です。

ホールに入るだけで,とてもいい勉強karaokeになることでしょう。

Dscn0648 Dscn0649

こうして,昨日は長い長いろうかで,今日も本番を想定して体育館を使って「師弟」でレッスン。

だれもいない体育館に,静かな練習の時間が流れます。

声量,抑揚,思いをこめる間の取り方,思いを伝えるための細かい指示で・・・。

日に日に上手になっていく発表には,本当にインパクトがありますね。もう,いつでも本番OK!

Dscn0657 Dscn0655

どうぞ,太鼓隊メンバーはもちろん,本校の子どもたち。集まれ,市民会館に!

一人でも多くの子どもたちに学ばせたい,「いろいろな意見を考えながら聞く」学びの場を・・・。

ちなみに,本校代表Aさんの発表テーマは「鉄炮太鼓と向き合って」です。

他校のテーマには「将来の夢」「勝つために」「ピンチの先に」「支え合う人々」,さらに種子島らしい

「風とゆれるさとうきび畑よいつまでも」というものまでありました。

どれも,実際に聞いてみたい,感じ取ってみたい魅力あるものです。

                                                  dog管理人cat

2011年8月 4日 (木曜日)

模様替え大作戦!!

ワックスがけの後,元の場所に机を戻そうとした「交流ホール」で,みんなの考えが一致。

それは,子どもたちが自由に走り回っていた広いスペースに一定の「線引き」をすることでした。

ろうかとしての通路を確保,そして「交流」の名のとおり,ラウンジとしてここを再生できないかと。

Dscn0626 Dscn0642

思い立って,ワックス部隊の職員で,思い思い教科用図書の「本棚」大移動に入りました。

これは一大事です。作業過程を記録しておかなければ・・・。

Dscn0644 Dscn0641

次々に書架は移動され,最後はすっきりと仮のラウンジスペースを生み出すことができました。

「さあ,観葉植物を置こう」 「いや,熱帯魚を飼ってもいいかも」 「だれが世話するんですか?」

具体的な活用方法について,いい知恵を募集します。

要は,ここを本来の児童・職員・保護者・地域のみなさんの有効な『交流』の場にすること。

Dscn0646 Dscn0645

この夏,ずっと懸案だったことに,ほんの一歩だけ前進できた満足感が残ります。

「これぐらいの覚悟で,自分の家・自分の部屋も模様替えできたらいいんだけれどね」

こう話しながら,家路へ向かう私たちなのでした。

                                                  cat管理人dog