力強い太鼓の音と共に巣立つ6年生~榕城小学校鉄砲太鼓隊解隊式
2021年3月14日(日曜日)
3月14日,日曜日,午後1時30分から多目的ホールにおいて,榕城小鉄砲太鼓隊の解隊式が行われました。まず,隊員全員による演奏が行われ,「鉄砲太鼓」「薩摩の響き」の力強いばちさばきや迫力ある太鼓の音が会場いっぱいに広がりました。指導者,保護者,先生方から大きな拍手が送られました。
榕城小鉄砲太鼓隊は,種子島鉄砲太鼓の郷土芸能を伝承する活動をしながら,市や福祉施設等でのイベントで,迫力ある太鼓の音を披露し,地域にも貢献している同好会です。今年度は,コロナウイルス感染症拡大防止のために様々なイベント等が中止になり,発表の機会が少なくなりましたが,PTAフェスタやお披露目会において,これまで練習してきた日頃の成果を思う存分発揮していました。本日最後の演奏でも,火縄銃を想起しながらねらいを定めたり,息をひそめたりする様子がしっかり伝わるような振りや迫力のある太鼓の音が全身に伝わってくるものでした。
6年生から指導者・育成会の皆様・下級生への挨拶がありました。
「4年間太鼓隊を続けられたのは,指導者の先生,育成会の皆さん,隊員の皆さんのお陰です。ジュニア太鼓コンクールにおいて,昨年,審査員特別賞をいただけたのが一番の思い出です。隊員の皆さんと楽しくおしゃべりをしたり,太鼓を教え合ったりしたこと等楽しい思い出は忘れません。」
指導者からのメッセージが送られました。
「皆さんの演奏に,とても感動しました。解隊式に向けて,最後までしっかり練習していました。特に,後半の盛り上がりの部分が聞いている人にしっかりと伝わってきました。6年生の挨拶にも感動しました。こんなに成長してくれてうれしいです。ありがとうございました。」
太鼓の音を聞きながら,これまでの活動とその場面の様子が思い出され,感動的な最後の解隊式になりました。コロナ禍の中,様々なイベントが中止になり発表の機会が少なくなっていますが,鉄砲太鼓隊が伝統芸能をしっかりと継承し,日々努力を重ねながら練習していることは,とても尊くて,誇りになる活動だと思います。これからも自信をもって,地域のため,周りの人のためにも毎日の練習を頑張ってほしいと思います。
榕城小鉄砲太鼓隊で学んだ,隊員一人一人が協力して迫力ある音をつくり上げる楽しさや粘り強く頑張る力を忘れずに,新しい旅立ちに役立ててほしいと思います。
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