いざというときの対応を~職員研修「救命救急法」~
2020年5月25日(月曜日)
5月25日(月),水泳学習が始まる時期,水難事故等が起きやすいことを踏まえ,いざというときの対応がすぐにできるようにするために,「救命救急法(心肺蘇生法)」について,職員研修を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により,消防署からの講師派遣はできなかったですが,関連する資料やDVD視聴を生かしながら実施しました。
できるだけ座席の間隔をとり,窓を全開して実施しました。DVDを視聴しながら,心肺蘇生法の手順を確認しました。今回は,人形やAEDを実際に使って実技講習を行うことができませんでしたが,実際に人がいることを想定しながら,心臓マッサージの練習を行いました。皆さん,真剣に取り組んでいました。
【心肺蘇生法の手順】
手順1:意識があるかの確認(「大丈夫ですか。」)(周囲の安全も確認する。)
手順2:119番通報とAEDの手配
「あなたは,119番に通報して,救急車を呼んでください。」
「あなたは,AEDをもってきてください。」
手順3:気道を確保する
手順4:呼吸を確認する(普段どおりの息があるかないかを見て,聴いて,感じる)
手順5:人工呼吸を2回(1回1秒吹き込む)
手順6:心臓マッサージ(胸骨圧迫30回)(1分間に100回のテンポで)
+人工呼吸2回 (1回1秒かけて吹き込む) ※交互に繰り返す
※ ゴリラポジションの姿勢で,胸を張り,おしりを突き出すようにする。
手順7:AEDが到着したら,電源を入れて電極パッドを装着し,音声ガイドに従ってください。電気ショック後,ただちに手順6心肺蘇生を再開します。
今日の研修で学んだことが生かされることがないことが一番ですが,いざというときに,慌てずに,命を救えるように役立てていきたいと思います。今日の研修をこれからの水泳学習での緊急対応に生かしていきたいと思います。
コメント