「避難訓練」~地震・火災から命を守る~
2020年4月15日(水曜日)
本日の避難訓練は,西之表市を震源とする大規模な地震が発生し,その際,家庭科室から出火し,北西の風が強く延焼の恐れがあるという想定で実施しました。
今回は,コロナウイルス感染症対策のために,学級の間隔を広げマスク着用で実施しました。
1年生も「お・か・し・も」のきまりをしっかりと守り,慌てることなく急いで避難していました。全校児童の避難及び人員確認が5分11秒で完了しました。最も早く確認ができた学級は,2分22秒でした。
学校長から,地震・火災・津波等について,子どもたちの身の回りでおこる災害への対応の仕方について,話がありました。
【学校で地震が起きた場合】
◎ 教室内では,机の下に潜って落下物などから身を守り,慌てて外に飛び出さずに,先生の指示 をしっかり聞きましょう。
◎ 廊下・運動場・体育館では,中央部に集まってしゃがんでください。
◎ 理科室では,薬品や火気に注意し,避難してください。
◎ 大きな地震の場合,通学路が危険な場合があるので,勝手に帰宅しないようにしてください。先生の指示をしっかり聞いてください。
【登下校中・遊びに行く場合】
◎ 榕城小付近の住宅地の路地にあるブロック塀や石塀は,強い揺れで倒れる危険があります。揺れを感じたら,ブロック塀から離れましょう。
◎ 電柱や自動販売機も倒れてくることがありますので,近くから離れましょう。
【津波が起きる場合】
◎ 大きな地震では,津波も起きます。津波は,海から水を通して,川や用水路までさかのぼってきます。流れに沿って上流側へ避難しても津波は追いかけてきます。流れに対して,直角方向に素早く避難することが大切です。
種子島でもいつ地震や火災が発生するか分かりません。また,周りを海に囲まれているので,大きな地震の場合は津波も心配されます。万が一のとき,自他の命をどのように守るかが非常に大切になってきます。
今回の避難訓練を基に様々な場合を想定し,いざというときのための避難場所や避難方法について,考えていきたいと思います。また,ご家庭や地域でも避難場所や避難方法等を考える機会にしていただければと思います。
今日は,地震・火災を想定した避難訓練の実施でしたが,現在,子どもたちは,目に見えないコロナウイルスと戦っています。感染症にかからないようにするために,基本的なことを学校でも家庭でもみんなで力を合わせて守っていきたいと思います。
①手洗い ②うがい ③アルコール消毒 ④換気 ⑤人との距離を置く
一人一人が自分のこと,周りのことを考えて行動できるようにしていきたいと思います。皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いします。
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