「情報モラル教室」3~6年生~講師はネットポリス戸高先生
2019年12月16日(月曜日)
12月16日月曜日,ネットポリスの戸高先生を講師にお招きし,3~6年生児童及び保護者を対象にした「情報モラル教室」が行われました。
まず,ポスターを見て考えました。「皆さんはスマホの時間が長くなると,何を失うと思いますか。」「視力,体力,睡眠時間,学力,コミュニケーション力」など子どもたちから知っている例が出されました。
次に,SNSでトラブルになる例を考えました。「一緒に行こうか。」「いいよ。」という文字が送られたときに,皆さんはどんなふうに受け取りますかと問いかけがありました。
「いいよ。」は,「一緒に行こう。」という意味に受け取ります。
「いいよ。」は,「一緒に行きたくないから拒否する。」という意味に受け取ります。
SNS上の文字だけではなかなか意味が分からないことも多く,とらえ違いをしてします場合もあります。また,自分勝手な判断をして解釈してしまう習慣が育ってしまう危険性もあります。会話は,人と会って,表情や口調,語尾など様々な状況をとらえて判断していくことが大切だということを教えてもらいました。
「スマホやゲーム,SNSの時間が長くなると,学力はどうなると思いますか。」
1時間未満の人は,成績が向上してきていますが,2~3時間を超えてくると,学力が下降していく傾向にあります。すべてをネットに頼るのではなく,自分で判断する習慣をつけていくことが大切であることを教えてもらいました。
また,スマホやテレビ,タブレット等の電子機器には,ブルーライトが使われています。スマホやタブレット等はとても近い距離で視聴するために,目を痛めやすいとのことです。また,メディアの長時間使用は,成長ホルモンがでにくくなり,睡眠障害や脳の機能低下を招く恐れがあるということでした。
この学習を生かして,メディア利用についての「ルールづくり」を是非家庭でも取り組んでいただきたいと思います。一日のスケジュールを見通して,食事時間,入浴時間,学習時間等を子どもに考えさせて,残り時間をメディア利用時間を設定させるとよいとのアドバイスをいただきました。
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