元気な声が戻ってきました~第2回目の出校日
2018年8月21日(火曜日)
8月21日(火),夏休み期間中の第2回目の出校日。子どもたちは,大きな事故やけがもなく元気に登校してきました。台風19号が接近し,出校日の登校ができるかどうかの不安がありましたが,通常どおり実施できて安心しました。
静かだった校舎も,子ども達の元気な挨拶の声でとてもにぎやかになっていました。校庭の榕(アコウ)の木も,にこにこしながら見守っているようでした。
全校朝会では,学校長から「平和について」「3つのお願いの確認」の話がありました。「平和について」では,「伝えたい私からあなたへ」という戦争体験文集から,「西之表市の空襲体験」についての紹介がありました。忘れもしない3月18日のアメリカの戦闘機グラマンの初空襲により,西之表市の町では,全焼の住宅が62件,銃弾による死傷者が20数名でたとのことでした。翌日19日から島内の全小学校は,授業を停止し,6年生は交代で大人に混ざり,監視所で見張りをさせられたとのことでした。当時の朝夕の食事は,芋飯(当時としては最高の食事)と芋やかぼちゃの茎が入った味噌汁がほとんどであったとのことでした。戦争を知っている人が年々少なくなっていることから,お祖父さん・お祖母さん・親戚の方々から平和の大切さを是非学んでほしいというお願いもありました。
また,生徒指導担当の先生から,「安全に過ごすこと」と「通学路の変更」についての話がありました。「安全に過ごすこと」では,交通事故,川や海,不審者の事故にあわないように気をつけてください。ヘルメットをかぶっていない人を見かけるので,約束を守って乗るように気をつけてください。
その後,各学級では,夏休みの課題帳の点検や締め切りになっていた作品の提出の確認等がありました。また,残りの夏休みの生活についての注意事項を学年に応じて確認していました。
明日からまた残りの楽しい夏休みが始まります。全ての子どもたちが,けがや事故にあうことなく元気に過ごし,学校では中々体験できないことに挑戦し,一回りたくましくなって学校に戻ってくることを楽しみにしています。
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