竜王 羽生善治さんとの対局~榕城小の児童30名参加
2018年8月19日(日曜日)
8月19日(日),榕城小学校1階「交流ホール」において,将棋の羽生善治さんとの対局を実施し,児童・生徒,保護者,関係者等の約100名の来校者がありました。
羽生善治さんの祖父の出身地が西之表市小牧にあり,お墓参りと国民栄誉賞を祝う記念碑を見学されるということで,羽生家のご親戚や日本将棋連盟種子島支部のご厚意により,市内の子どもたちとの交流の場をつくってほしいという話から,8月19日(日)午後3時から,市内の約50名の子どもたちが竜王の羽生善治さんとの対局が実現しました。本校からは,30名の子どもたちが参加しました。
対局前に羽生さんから以下の確認がありました。
① 将棋は,礼に始まり,礼に終わることを守ってほしい。
② 私(羽生竜王)が戻ってくるまで,次の手を自分で考えておいてください。
③ 私も対局をとおして,皆さんと楽しく過ごしていきたいです。
小学生は6枚落ち,高校生は4枚落ちなどのハンディをもらっての対局になりました。 羽生さんは,ロの字形に並んだ長机を回りながら,約50人のこまを動かしていかれました。さすがは,羽生竜王です。50人の作戦を全て把握されていて,3手前までさかのぼってこまの置き方を丁寧に教えてくださっていました。
対局をしてもらった子どもたちは以下のような感想を述べてくれました。
「羽生竜王は,とても強かったけど,一緒に対戦できてうれしかったです。僕の作戦は,終盤が甘かったけど,上手に攻めていたねとほめられて,うれしかったです。」
「羽生竜王と対戦できて,とてもうれしかったです。さすがに,羽生さんはとても強かったです。雨の日のときは,児童会室で練習を重ねて,もっと強くなりたいです。」
最後は,子どもたちは,羽生善治竜王とハイ・タッチをしてお別れしました。夏休みの忘れられない思い出の1ページができたことだと思います。
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