防災教室~ 建設業の仕事に学ぶ
5年生が,鹿児島県建設業青年部の方々7名を講師に,土砂災害等の防災について学習しました。
まず,土砂災害について,鹿児島県で発生する災害の7割が土砂災害であること・私たちの榕城校区にも危険な崖等がたくさんあることに子ども達は驚いているようでした。
そして,DVDで土石流・崖崩れ・地滑りの怖さとそれらを防止するための様々な工夫について学習しました。それと同時に,被害に遭わないためには,どう準備し行動すればいいのか,ハザードマップの活用や避難訓練の大切さを改めて確認できました。
また,防災・災害復旧に建設業の方々がどう関わっているのか,子ども達の知らなかった建設業という仕事・役割について「町づくり」「生活を守る」「生活が便利になる」観点から教えていただき,災害対策や復旧に活躍されていうることを知ることができました。
対策のない場合,下流域の家屋や橋・自動車なども土砂に見立てたビー玉で押し流されてしまいます。
一方,砂防ダムのある川では,大量の土砂が下流域まで流れ出すことがありません。
子ども達は,土砂災害を防ぐための方法のひとつである砂防ダムの仕組みとその効果について,模型を使っての実験から具体的に学ぶことができました。
学校でも,地域と協力して危険箇所の確認や子ども達への具体的な指導に役立てていきたいと思います。
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