5月17日(火)~19日(木)までの2泊3日で,5年生の集団宿泊学習を実施しました。
本年度から,南種子町自然の家(旧島間中学校)での実施とし,故郷種子島の自然や歴史・伝統の中に学び,集団宿泊学習の目的を達成するようにしました。
1日目
往路は,種子島中学校のスクールバスを借用し,目的地まで向かいました。
入所式では,代表のあいさつ・日程説明・諸注意があり,いよいよ2泊3日の集団宿泊学習が始まりました。施設見学の後,昼食をとり,レク,そして野外炊飯に取りかかりました。
メニューは,定番の「カレー」。初めての木を燃やして作る料理に,苦戦苦闘した甲斐があり,どのグループもおいしいカレーを作ることができました。
真っ赤な夕日が沈み,いよいよ楽しみのキャンプファイヤーの時間になりました。
暗闇の中に燃え上がる炎を囲み,1日を振り返るとともに,それぞれに家族や友達のことを思う時間となりました。
2日目
広田遺跡ミュージアムを中心に広田遺跡公園の見学・勾玉作りに挑戦しました。
学芸員・ボランティアの方の説明・指導を受けながら,種子島の歴史を学び,願いを込めた勾玉を一生懸命作りました。
午後は,浜田海水浴場で千座の岩屋見学・貝殻拾い(3日目の工作の材料)をしました。
ちょうど干潮と重なり,岩屋の中を見学できました。その広さに驚く子ども・なぜか突然かくれんぼを始める子ども…
夜は,豚汁を作り食した後,星空観察・ナイトウォーク(ちょっとした肝試し)を楽しみ,入浴・1日の反省・就寝となりました。
お風呂は,シャワーと五右衛門風呂があります。1日目は1組がシャワー・2組が五右衛門風呂,2日目は交代。五右衛門風呂は,風呂焚きにも挑戦し,日頃味わえない気持ちよさを味わっていました。(残念ながら入浴の様子を写真でお見せすることはできません。)
1日目は寝付かれない子どももいましたが,さすがに2日目になると,みんなぐっすり眠りについていました。
3日目
昨日集めた貝殻を使って,オリジナルの写真スタンドを作りました。ビーズなども使い,個性溢れる作品ができあがり,集団宿泊学習の思い出のひとつになったようです。
その後,班ごとに分かれてウォークラリーに挑戦しました。初めての場所で,地図とヒントの地図を基に道をさがしながらポイントごとに設置してある問題(種子島のこと・榕城小学校のことなど)に答えながら進んでいきました。最後に,自然の家で答え合わせ。グループで協力し合いスムーズにいくグループもあれば,「こっちだって!」「ちがうって!」となかなか前に進まないグループもあり,どちらもいい勉強になったと思います。
そして,お世話になった自然の家を清掃し,帰路につきました。復路も種子島中学校のスクールバスを使わせていただきました。
学校に着くと,家族や職員が迎え,3日間の集団宿泊学習が終わりました。
解散式 この学習で学んだことが,これからの生活で具体的に生かしていくことを期待しています。
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