大的始式とカレーグランプリ
連休中の話題を紹介します。
11日(金)夜,恒例の大的始式(おおまとはじめしき)が栖林神社の射場(いば)で行われました。
直径5尺8寸(175cm)の大的を射て,その年の悪魔災難などを払い清め,島内の無病息災を祈願する古式ゆかしい行事です。500年以上にわたって受け継がれている行事で,県指定文化財になっています。
松明を焚き,種子島氏の家紋の三鱗(みつうろこ)の陣幕を巡らした中で行われるとても厳かな行事でした。射手2人組で3番6射,計36本大的を射るのだそうですが,全部的中するのは「満つれば欠くる」で逆によくないということで,最後はわざと外すのだそうです。この日も35本全て命中し,最後の1本は師範役の「はずしっしゃい」の掛け声で外されました。
矢取役(右上・右下写真)を務めたのは,榕城小3年3組のK.T君でした。
もう一つ,12日(土)に,種子島カレーグランプリ最終審査が開催され,審査員の一人として私(校長)と6年1組のM.D君とY.Mさんが参加しました。最終審査に残った7つのカレー を試食してグランプリを決めるというもの。
約200人が参加しての審査です。どれも種子島の食材を生かしたおいしいカレーばかり。見事グランプリに輝いたのは,「種子校発ロケットパッションカレー」(右下)でした。
島おこしの一環の取組ですが,種子島らしさが出ている素晴らしい取組だと感じました。
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