学校保健委員会~課題はむし歯の治療率UP
昨日(6/21),1学期の学校保健委員会が開かれました。
この間の定期健康診断の結果と先月取り組んだ「自分で早起き10日間チャレンジ」の結果についての報告と今後の取組が主な内容です。
本校のう歯(むし歯)の治療率はたいへん悪く,昨年度は32,7%(地区62.5%)でした。2/3の子どもたちが治療をしなかったということです。一部の家庭の問題ではありません。今年のう歯の罹患者は325人,全校児童の56%です。
そこで,今年は学校歯科医のえのもと歯科医院の先生においでいただいて講話をいただきました。
●乳歯は中1ぐらいまで使う大切な歯。乳歯のむし歯を放っておくと,永久歯もむし歯菌になる。また,むし歯菌が血液を通して脳や心臓にいくと致命的な病気にもなりかねない。
●むし歯のないほうだけで食べると身体のバランスもわるくなる。また,むし歯があるとやわらかいものばかり食べ,栄養のバランスがくずれやすい。噛まずに流し込む食べ方は太りやすい。しっかり噛むことが大切。
●むし歯は痛くなる前に治療するのが痛みもなく治療期間も短くてベスト。
各学級の保体部長さん方には,PTAでこの内容を伝えていただくようお願いしました。
夏休み明けには,せめて50%以上の子どもたちが治療を終えてほしいものです。
学校では6月4日以来,各学級で歯磨き教室を開いて,養護教諭や担任が正しい磨き方や治療の大切さを指導しています。
しかし,何といっても保護者の方がこのことをどこまで真剣に受け止め,治療に行かせてくださるかにかかっています。
ご協力をよろしくお願いします。
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