風立(ふりゅう)
修了式,ステージから子どもたちへの最後のメッセージを残しました。
遅ればせながらの「春一番」とでもいうべき,強風吹き付ける朝。
砂埃の中にも,子どもたちは外へ飛び出し,寸暇を惜しんで級友と最後の遊びに興じます。
そんな子どもたちに今朝伝えた思いは,「風立(ふりゅう)」。
種子島に古くから伝わる,今日にぴったりの言葉ではないかと考えます。
「よか馬は風に向かって立つ」・・・よく働く馬,本当に使える馬は,冬の季節風にも逃げない。
悠然と風雨に向かい,それを全身で受け止めて,力強い一歩を踏み出す。
さあ,転出が決まった35人以上もの子どもたちも,まさに風に向かって立つ4月を迎えます。
大きなエールをみんなでおくり,今静かに教室でお別れの時間を過ごしています。
この「風立」の言葉,児童用玄関に残しておきますね。 管理人
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