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2011年10月20日 (木曜日)

大造じいさんとがん

小学生になって初めて買ってもらった本は,椋鳩十先生の「孤島の野犬」でした。

それ以来,夢中になって椋先生の「動物シリーズ」を図書館で借りたことをおぼえています。

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教師になり,この教材のある5年担任4回。その度に繰り返し授業してきた「大造じいさんとがん」。

こうして,客観的に参観する側になり,改めて,この物語の奥深さを感じます。

動物と人間が,生きるための「知恵比べ」をしていく中で,見えてくるプライドや優しさ,弱さ,矛盾。

子どもたちは,絵に描き,自分の言葉で説明し,より深く登場人物の心情に迫っていました。

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「72さい。腰一つ曲がっていない。話し上手。大造じいさんの生き方をもっと知りたい。

5年部の実践を眺めながら,今回もまた,今まで気付いたことのない言葉の発見がありました。

この年になってさらに尽きない疑問を抱かせる文学教材。いつまでも色あせることがありません。

                                                  libra管理人libra

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