ふるさとに生きる人々を見つめて~第4学年 総合的な学習の時間~
2020年6月1日(月)
6月1日月曜日,4年生では総合的な学習の時間を生かし,「ふるさとに生きる人々を見つめて」の学習を行いました。
本日は,種子島の農業や観光・自然保護活動に携わっている方々に「ふるさとで生きがいをもって」というテーマでお話をしていただきました。
まず,農業法人を経営されている方のお話では,安納芋・ジャガイモの生産や黒毛和牛の生産に携わっているとのことでした。安納芋やジャガイモは,東京・大阪・福岡の会社へ直接発送されているとのことでした。西之表市のふるさと納税の返礼品にも参加されていて,たくさんの方々が楽しみにしておられるということでした。また,ジャガイモは,西之表市の給食センターにも1年を通して出荷され,皆さんの給食の食材にもなっていることを教えていただきました。仕事のやりがいは,「皆さんがおいしいですねと,言って食べてもらえることがとてもうれしくて,つくることが楽しくなること」ということです。
次に,観光やウミガメの保護監視員のお仕事をされている方のお話では,5~7月は,ウミガメの保護監視員のお仕事。7~8月は,観光客へのカヌーやシーカヤックのお仕事。9~4月は,スナップエンドウの作物を栽培するお仕事。
特に,ウミガメの保護監視員のお仕事では,鹿児島県からの委託を受けて,西之表市の西海岸を中心に,ウミガメの上陸数調査や産卵状況の把握などを行っているとのことでした。ウミガメは,岩場にある砂場に上陸した場合,穴を深く掘れずに戻っていく場合もあることや,産卵した卵を別の安全な場所に移す活動もしているとのことでした。
仕事について,好きなことや興味のあるものを仕事にすることは幸せです。いろいろな仕事に挑戦しながら,自分の力に生かしていくことが大切だいうことを教えていただきました。
自分の好きなものが職業につながって,社会に役立てることはとてもすばらしいことだと思います。身の回りの様々なもの興味・関心をもって一生懸命取り組んでほしいと思います。その中から自分の一生につながるものが見つかるかもしれません。
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