「緊急時児童引き渡し訓練」~台風・洪水のときの対応~
2020年6月13日(土曜日)
本日の緊急時児童引き渡し訓練では,学校に登校した後に,種子島に台風が接近したときや,大雨により道路に水があふれて,子供だけでは帰ることができなくなったときを考え,お家の人に学校まで迎えにきていただくことを想定し実施しました。
各学級では,帰りの会を実施し,学級の実態に応じて引き渡しの説明を行い,児童の意識を高められるように指導を行いました。
学校長から校内放送により,どのような状況下で引き渡しが行われるのか,引き渡しの方法,そのときの心構えなどの話がありました。
「今日は晴れていますが,大雨が降っていて帰れなくなったことを想像して,真剣に訓練に参加してください。」
「テレビや防災無線では次のような情報が流れています。」
「榕城小学校付近の側溝から水が吹き出すようにあふれていて,道路が川のようになっています。東町の商店街付近では,あちこちの道路から水が流れてきて,歩くことも厳しくなっています。」
「様々な情報を基に,子供達だけでは下校することできないことを学校で判断し,お家の人に迎えに来ていただくことが決まりました。」
引き渡しの方法が確認されました。主なものを紹介します。
① 担任の先生は,引き渡しカードをもとに学級の児童と,誰が迎えに来ていただくかをしっかり 確認してください。
② 今回の訓練では,お家が学校から遠い順に引き渡しを行います。
③ コロナウイルス感染症対策から,混雑や密集をさけるために,児童が兄弟姉妹や近所の友達と待ち合わせをする場合,児童玄関ではなく校庭側で待ち合わせるよう指導してください。
1年生も「お・か・し」のきまりをしっかりと守り,慌てることなく訓練に参加していました。
今回の引き渡し訓練を基に様々な場合を想定し,いざというときのための判断の仕方や引き渡し方法について,考えていきたいと思います。また,ご家庭や地域でも引き渡し方法等を考える機会にしていただければと思います。
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