薬物乱用の恐ろしさを知っていますか?~第6学年
2020年1月21日(火曜日)
1月21日(火)5校時,6年生の「薬物乱用教育」が行われました。
本日は,学校薬剤師の先生にDVD視聴と講話をお願いしました。
まず,「薬物乱用」とは,お医者さんや薬剤師さんの指示を守らずに,薬を勝手に飲んだり,医療目的ではない例えばシンナー等を吸ったりすることということでした。未成年者がタバコを吸ったりお酒を飲んだりすることも入ります。
一度使っただけでも「乱用」になること。法令により禁止・制限を受けているので,犯罪になるとのことでした。
乱用薬物の種類には,シンナーや麻薬(けしという植物から採れる薬物),覚せい剤(麻黄という植物から作られた薬物),MDMA(覚せい剤に似た合成麻薬),大麻,危険ドラッグ(「合法ハーブ」「お香」「アロマオイル」「バズソルト」等と称していますが,実際には薬物乱用をあおる目的で販売されている)があります。
(参照:県薬剤師会「薬物乱用の恐ろしさを あなたは知っていますか?」)
薬物は,脳に侵入し,正常な働きを侵すことになります。薬物に依存する力は非常に強く,やめたくてもやめられなくなる状態になります。心と体のバランスが崩れ,本人だけでなく,周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。薬物がほしいために,借金をしたり犯罪に巻き込まれたりすることもあります。
甘い言葉にだまされないように,気をつけてほしいと思います。
最後に,アルコールやたばこについて学習しました。未成年者の飲酒は健全な成長を妨げることを教えてもらいました。10歳くらいから体が急激に発達し,「2次成長」も始まります。大事な成長の時期の飲酒は,体や脳に悪い影響を及ぼすことがあることを学びました。また,たばこの煙の成分には,ニコチン(依存症の原因)やタール(がんの原因),一酸化炭素(酸欠の原因)が含まれ,体に悪いものが入っていることも学びました。
コメント