「考え,議論する道徳」の授業づくり講座~教育センター移動講座
2019年6月25日(火)
6月25日火曜日,県総合教育センター移動講座「考え,議論する道徳」の授業づくりが本校を会場にして行われました。まず,教育センター研究主事による「考え,議論する道徳」に向けた授業改善の講義がありました。
道徳科の目標,多面的に考えるとは,多角的に考えるとは,明確な指導の意図をもつとは等,道徳の授業づくりに必要な基本的な考えの確認がありました。
授業の展開では,「同じように,命って大切だと感じたことはありませんか。」「500円が落ちていました。自分だったら,どうしますか。」と共感することや自我関与することの例をとおして,自分なりに考える場面もありました。
午後からは,3年生の授業参観になりました。本時のめあては,「友達の気持ちを考えるには,どんなことを大切にすればよいのだろうか。」というものでした。資料の「サヨナラのプレゼント」を視聴し,主人公の言動や心情の違い,変化を話し合いました。
「自分が,主人公だったら,どちらのプレゼントを渡しますか。」という問いかけで,その理由まで考えていました。
「友達のことを考えるために,大切なことは何でしょうか。」という問いかけで,自分の気持ちを伝えること,友達の考えをよく知ろうとしたい,自分と違う考えも受け入れたい等のそれぞれの意見を出し合ったり,グループで話し合ったりして様々な考えを交流していました。
今回の講座をとおして,それぞれの学級における「考え,議論する道徳」の授業づくりに生かされていくことだと思います。
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