生活を守り,町をささえる~建設ってどんな仕事?~
2019年2月9日(土)
2月9日土曜日,2校時,鹿児島県建設業青年部会種子島支部から5名の方を講師にお招きし,5年生が建設の仕事や土砂災害等の防災について学習しました。
まず,建設業の仕事について,ビデオや副読本による解説を交えながら,急傾斜災害,土砂災害,舗装工事により,命や家などを守る仕事であることを丁寧に教えていただきました。(参照:一般社団法人全国建設業協会「建設ってどんなしごと?」パンフレット)
そして,建設業の役割としては,土地・建物などのインフラ整備や台風や地震発生による復旧工事, 砂防工事(砂防ダム建設)があるとのことでした。
特に,鹿児島県はシラス土壌のため日本一土砂災害が多いということでした。砂防用のダムを一つ造るのに3年位かかることを知り,子どもたちも驚いているようでした。
また,土石流,がけ崩れ,地滑りのしくみを映像や模型による実験を通して,学習しました。砂防ダムがある場所と無い場所での被害の違いを模型で実験し,砂防ダムの仕組みとその効果を実感することができました。 西之表市内には5か所の砂防ダムがあることも教えていただきました。
子どもたちからの感想からは,以下のようなものがありました。
「建設業の人々が私たちの生活や命を守ってくれている。」
「砂防ダムが災害を少なくしてくれている。」
「模型を使った実験で,ダムの役割がよく分かった。」
学校でも地域の方々と協力して危険箇所の確認や子どもたちへの具体的な指導に役立てていきたいと思います。
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