H29・30年度 県指定「情報モラル教育」等公開研究会
2019年2月1日(金曜日)
2月1日(金)午前10時から,H29・30年度県指定「情報モラル教育」,H30年度市「人権教育研修会」に係る公開研究会が開かれ,地区内外の教職員・来賓・保護者を含め92名の参加をいただきました。今回の研究公開では,研究発表,3つの授業,鹿児島大学山本准教授による全体講演等の公開を行いました。
低学年では,NHK放送教材を活用し,対話活動を中心とした価値追究型の道徳科の授業実践を行い,日常モラルの育成を図ることを目指しました。
中学年では,発問を工夫した道徳科の授業実践によって日常モラルの育成を図り,特別活動の授業実践において情報技術の特性を理解させるという2つの授業を系統的に行うことによって,「情報モラル」の定着を図ることを目指しました。
高学年では,プログラミングの特性を生かした算数科の授業実践を行い,理解と追究意欲を喚起し,スクラッチの「試行錯誤体験」を通じて,算数科の深い学びを実現するような取組を目指しました。
分科会や参観していただいた皆様から,本公開について貴重なご意見をいただくことができました。
「どこで,どのようにプログラミングを取り入れるのか,そのために事前に何をしておかなければならないか,本当に効果的に取り入れ方をしていきたいと思させていただいた。」
「3年生の授業を見て,系統がとても大切だと改めて感じました。」
「1年生の授業では,授業以前に学習規律が身についていて驚きました。子どもたちは,主体的,対話的に取り組んでいたと思います。授業後も価値追究していくような場面があるといいと思います。」
今回の研究公開を通して得られた貴重なご意見や指導助言等をこれからの実践に生かして,研究テーマである「自ら学び,他者と伝え合いながら,考えを深め合う子どもの育成」に向かって更に実践を重ねていきたいと思います。多くのご参加をいただいた皆様方,関係機関,鹿児島大学山本准教授等のご協力いただいた皆様方に心より感謝いたします。
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