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2014年1月31日 (金曜日)

ヤクタネゴヨウの学習会(6年生)

NHKのデータ放送によると,今日はPM2.5が高濃度で押し寄せてくるという予想でした。

実際に今日は朝からかなり霞がかった状態。これでも,県の環境保全課が出す注意報の発令までには至らなかったので安心しました。

これから濃度の高いPM2.5が飛来する季節。気をつけたいものです。

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さて,今日はこの環境問題ともかかわりのある学習を6年生が行いました。

絶滅危惧種となった「ヤクタネゴヨウ」(屋久種子五葉)の学習です。「ヤクタネゴヨウ保全の会」の長野広美さんにおいでいただいて話をうかがいました。

ヤクタネゴヨウは種子島と屋久島しか自生しない五葉松です。今では極端に数が減り,屋久島に1500~2000本,種子島には300本ほどしかないそうです。

榕城小の正門横の森にも,会が植樹したヤクタネゴヨウが1本あります。

ヤクタネゴヨウが絶滅の危機に瀕しているのは,それだけ種子島の自然が失われている証拠。ヤクタネゴヨウを守ることは,種子島の自然を守ることにつながると話されていました。

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よく見られるクロマツは二葉松(ニヨウマツ)で葉が3本あります。五葉松はその名のとおり葉が5本です。葉の長さも短いのが特徴。

極端に数が減ったヤクタネゴヨウは,種子のできが悪くなっていて,ふつうの松が1本につき数千から数万粒の種子ができるのに比べて,ヤクタネゴヨウは数十から数百粒と少なく,しかも発芽する力も弱いのだそうです。

種子島に残された美しい自然を守り,子どもたちに引き継いでいってほしいものです。

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