ひとごころ
正月三日。西之表市成人式オープニングに,鉄砲太鼓隊が出演しました。
九州大会(22日)を控えて,冬休み返上の音は,これまで以上の迫力でした。すばらしい!
そして,本校卒業生たちは,式を終えタイムカプセルを開くために懐かしい学校へ。
旧校舎の最後を見届け,この新しい校舎では卒業まで生活することのできなかった子たち。
あれから8年。校舎は一新され,榕城中も種子島中へ。時代の流れを感じながら・・・。
まずは,2階ろうかで全体会。若者たちに囲まれ,いつもと違う学年集会のような雰囲気。
この後,6年各教室を借りて,懐かしい担任の先生とタイムスリップの時間が組まれました。
「だれだ?カプセルに牛乳パックを入れたのは?」
「あれ?それぞれが好きな人を書いた紙が出てきましたよ」
雰囲気は一気に8年前のクラスに戻っています。
ところで,成人とは「人と成る」と書きます。意味の中に「人心地を取り戻すこと」とありました。
人心地は「ひとごごろ」とも言い換えられ,人間としての平常の感覚や意識を表すものです。
これからの日本,これからの鹿児島,これからの郷土「種子島」を担っていく若者たち。
屈託のない笑顔の中に,「ひとごころ」がしっかり身に付く節目の日となることを祈ります。
成人,おめでとう。決して自分一人の力で,ここまで歩いてきたわけじゃない・・・。
今日のセッティングも,すべて父母の力。「おかげさま」に感謝できる人になってくださいね。
そんな願いを込めながら,楽しい「大人の時間」が待つ会場へのバス移動を見送りました。
※ 会場借用のお礼に,平成15年度卒業生一同様より図書カードをいただいています。
みなさんの後輩のため,ありがたく使わせてもらいますね。
管理人
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