声に焦点あり
本物の舞台芸術に触れる「劇団:風見鶏」のみなさんによるレッスン。
9月に続いて,今日は第2回目(2/5)。鹿児島からおいでいただきました。
3校時から6校時まで,みっちりと演習が始まります。
続いて4校時は5年生。台本で役割を決めて一人一人の声の出し方に注文が・・・。
午後からもレッスンは続いて。
奇妙な動きをしていますが,これは決してラジオ体操ではなく,立派なボイストレーニング。
「わっしょい,わっしょい,祭りだ,祭りだ」と,お腹の底から声を出しながら動いています。
6校時,最後のクラスはもう台本から自分の役割を覚えて見ないで通せる子も。
これには講師の先生もびっくり。順調すぎるほどの仕上がり具合
今回,主宰の先生から,休憩時間に興味深い言葉を学びました。
「校長先生に一つだけお伝えしておきます」
「実はね,『目』だけでなく,『声』にも焦点(フォーカス)があるんですよ」
「教室では,この焦点がぼやけてしまうから子どもに伝わらないことも多いんですね」
なるほど,なるほど。しっかり心に刻まれた言葉です。
教師は,この両方がぴたっと合う,高性能フォーカス機能を身に付ける必要があると。
学校における最大の言語環境は,毎日「教師の発する日本語」なのですから。
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