気まぐれ読書通信
明日からいよいよ2学期。子どもたちの登校,わくわくして待っているところ。
職員も,今日は暑い教室にこもって,2学期始まりを迎える準備
をしています。
さて,わたしにとって,久しぶりにじっくりと読書
することのできた夏休みでした。
これから,自分はもちろん職員にも「忙しくて本を読む暇がない」を禁句に
。
代わりに「いつも机上に一冊の本がある」生活を呼びかけようと思っています。
今日は,この夏に選び,気まぐれに読んでみた本をいくつか紹介させてください。
まずは,「水族館の通になる
」
年間パスポート5枚目の自分,ついに,泳ぐイルカを識別し,名前で呼べるようになりました。
朝夕2回訪れることもある水族館。その日の魚たちの健康状態まで?お見通し
。
さらにこの本を熟読し,「通」に。明日からでもすぐに水族館案内人になれそうです。
次に,「こんなに違う!世界の国語教科書」
これまた,たいへん興味深く読みました。欧米から中国,韓国,ケニアまで。
改めて,日本の国語教科書のすばらしさ,そして日本語のすばらしさを実感。
(ピンクの熊はオプション。感動した映画「トイ・ストーリー3」に触発されたもの。)
続いて,俵万智歌集「たんぽぽの日々」
わずか31文字に込められた親としての思い,我が子育ての反省資料となっています。
一句紹介
「おさなごが ビールの缶を抱きしめて ぷはっと笑う それは私か」
もう一句
「のど自慢 鐘なら幾つ鳴るだろう 叱りすぎたか 甘やかしたか」
最後は,帯そのままでまだ読みかけ状態の田原総一郎「デジタル教育は日本を滅ぼす」
設計図作りから始めるような「じっくり遠回りのアナログ教育」を提唱しています。
豊かで少子化の時代には,「個と公」「自由と規律」のバランスが重要なのである。
なるほど,ここまで読んできて,あくまで部分的には共感です。
いろいろなジャンルの本を乱読,これが自分の読書スタイル。昔からそうでした。
子どもたちに「読みなさい」の前に「自ら本に親しむ」夏の終わりを!!
と言っても,今日は親子で最後の「宿題・作品づくり」の追い込み
でしょうか。
いいですよ。まずは元気な596人の顔がそろってくれれば,明日はそれが幸せ
です。
管理人![]()




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