青の俳句
さあ,いよいよ明日で1学期終了。
前日この夕刻,中庭を歩くと,あさがおやミニトマトが持ち帰られてしまっていることに,
ほんの少し寂しさを・・・。元気な子どもたちの声が一斉に聞こえるのも明日までなんですね。
さて,先週の新聞広告に,「青の俳句」歴代最高賞(11作品)が掲載されていました。
本校の「夏休みの課題帳」にも,国語部から「一人二編」の応募票が入っています。
これには,今回からていねいに「季語一覧表」まで添えてありますよ。
親子でヒントを出し合って応募してみるいい機会になるといいですね。
『ペダルこぐ ほほに秋風 たんぼ道』
これは,十年ほど前,この大会に小学校5年生だった息子が応募した作品です。
もちろん,残念ながら,ここにあるような立派な賞には入りませんでした。しかし・・・
「何書けばいいかなあ」「ほら,好きな自転車で走ってるときの気持ちを書いてみたら?」
「書き出しは?」「どこかに『ペダル』か『ハンドル』を入れてみたらいいんじゃない?」
子どもが自転車に乗るための練習に明け暮れていた頃の情景を思い出す・・・
締切が迫る8月末に,ほんの小さな親子の会話から生まれた「五・七・五」。
今でもこうして記憶に残っているわけですから,親子で何かを共有した時間というのは,
時に写真より鮮明に,プレイバックできる映像として残るものもあるのかもしれません。
明日,お配りする課題帳には,この他にもたくさんの作品応募要領が記載されています。
昨年は,ここから「新聞感想文コンクール」「人権ポスターコンクール」等に多数応募があり,
その結果,秋には思わぬ学校賞をいただきました。
みんなで挑戦!! 親子でできそうなものを「セレクト」する作戦会議を開いてみませんか?
同じ時間を「共有」できるなら,絵でも作文でも俳句でも・・・。「そのものに価値あり」です。
管理人
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