慮る(おもんばかる)
降り続く雨→上学年PTAの駐車場は?→でも,昨日車でいっぱいになった校庭はぬかるみ
本日,降水確率は午後まで終日80%を越え,全く止む気配もなし・・・
あこうの木の周りも,すっかり池になってしまいました。
しかし,せっかく授業参観にいらっしゃる保護者のみなさんへの駐車場確保は必須条件です。
こんなわけで,本日職員朝会後に,冷たい雨の中,ささやかながら急遽「職員の車大移動」
40台近くを,速攻で全員,理科室奥から順にプール脇まで詰め込みました。
校庭は,体育学習の大事な場です。簡単に深い「轍(わだち)」など残すわけにいきません。
そこで,本日,保護者のみなさんには,職員用の駐車場全部を使っていただきました。
40台分では足りるはずもなく,遠くから歩かせて不便をかけてしまうことになりましたね。
今日は,係から「傘をさして徒歩の方が多かった」「相乗りを本当にたくさん見かけた」
とうれしい報告がありました。ご協力いただいたみなさん,ありがとうございました。
さすがは,いつも状況を察してくださる「榕小保護者」のみなさん
だと改めて感じました。
実は夕べ眠る前から,ずっとこの校庭駐車場の件を考えていたのです。
電話連絡網もまだない。ブログでは周知に限りあり。ただ祈るような思いを抱きながら・・・
わたしは,自分ではできないくせに,「慮る(おもんばかる)」という言葉が好きです。
いろいろな相手,場面状況を十分想定し,気持ちを推し量って動くということでしょうか。
「こんな日に駐車したら,校庭は荒れて,子どもたちは明日からの体育が困るだろうな」
「みんなが車で来るわけにいかないから,今日は別に停めて少しだけ歩いてみようかな」
自分自身がかつて,こんな日を「慮る」
ことのできる保護者であったか。
我が子の学校のために,あれこれ考えを巡らすことのできる保護者であったかどうか。
PTAへの出席が求められる子育てを終え,ようやくこうして自問自答できるぐらいですから・・・
気付くと,義務教育の親時代は,はるか昔。残るは反省ばかりですね。
管理人
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