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2010年4月29日 (木曜日)

榕城のお膝元に

shine「榕城に,文化の館が花開きます・・・」

こんなキャッチフレーズで,本日,市指定文化財種子島家住宅「月窓亭(げっそうてい)」が

オープンしました。場所は,本校駐車場からほんの徒歩30秒という最高の立地。

武家社会の南限とされる,この赤尾木の地。しかも学校に隣接しているとあって,

これから,子どもたちを学級単位で連れて,畳の間での授業としても活用できるのでは?

と,すぐに夢がふくらむことでした。

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開会式典には当主の姿もあり,公開を記念し家紋入りの薩摩焼を寄贈してくださいました。

この屋敷は,明治以降,歴代当主が居住してきた,たいへんな由緒ある建物です。

種子島では,江戸時代以降,池之坊花道がさかんになり,屋敷の周囲にもハラン(花材)が

植えられていたとのこと。婦人たちは,せっせとこの修行に励んでいました。

このように,床の間の様子も当時のままに再現し,火縄銃も置いてあります。

あれあれ,どこかで見たような・・・  早速見学に訪れていたのは本校の親子でした・・・

休日には,こうして子どもたちを連れて,ぜひ散歩,見学に立ち寄ってほしい場所ですね。

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魅力いっぱいのため,たくさん写真に納めたのですが,その中からほんの一部を・・・

本当に歴史を感じる古い天井に,中2階の不思議なつくり。急階段から下を眺めてみました。

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2階には,美しい種子島家の婚礼衣装。そして,代々書き綴られた多くの日記や書物も。

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他にも,珊瑚石や丸石による野面積みの石垣や,裏にある天水を利用した池など,

紹介しきれない分は,その目で実際に確かめてみてください。

式典の最後には,最近ではすっかり見なくなった,2階からの「もちなげ」を経験できました。

市長さんや議会議長さんから青空sunに向かって高く投げられる紅白の縁起のいいお餅。

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右手にはデジカメを。そして左手をグラブ代わりに大きく開いて・・・

遠慮などしていられません。見事に??白餅2個をキャッチしたのでした。

今夜はまた,「種子島の民話」や「松寿院についての語り」「薩摩琵琶演奏」などが

企画されています。子どもたちにすばらしい歴史を伝えるためには絶好の機会。

職員を誘って,もう一度night出かけてみたいと思っています。     

「月窓亭」・・・その名にぴったり。確か今夜は「十六夜」fullmoonの空ですね。  

                                        cat管理人cat

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