「学級活動を語ろう会」in榕城小~実践報告及び模擬学級会
2021年1月9日(土)
1月9日土曜日,自主研究会:地区小学校学級活動研究会による「学級活動を語ろう会」が,本校で行われました。まず,学級活動クイズからスタートしました。
「司会者が困っていたら,教師は付箋にアドバイスを書いて指導する?」
「学級活動を含む「特別活動」は学力向上にもつながる?」
参加者の先生方もこれまでの実践を思い浮かべながら,真剣に考えていました。
次に,2学期における学級活動の4年生実践報告がM先生からありました。
今回の学級会のねらいは,学級への所属感を高められるようにするために,集団における自らの役割について考える話合いにすることにありました。議題は,「みんなの思い出に残るような楽しいお楽しみ会の内容を決めよう。」とのことでした。
実践を通して,3~4人のグループをつくりイベントを企画・運営し,子供一人一人が責任感をもって活動に参加し,達成感を味わった子供が多く見られたということでした。
課題としては,賛成意見を出すときに,キーワードを羅列するだけになってしまい,理由付けの仕方がもう少しであった。また,活動の振り返りの時間が不十分で,学級をレベルアップさせる橋渡しがもう少しであったとの報告がありました。
最後に,2年生の研究授業に向けた指導案検討と模擬学級会が行われました。議題は,「係活動をレベルアップさせて,楽しい3学期にしよう。」になりました。参加の先生方が子供役になって,司会や黒板係等を受け持ちながら模擬学級会が始まりました。
話合いでは,より意欲的に話合いができるようにするために,「楽しめる」「協力できる」「かっこいい3年生になれる」3つのキーワードを基に行いました。
子供役になった先生方も2年生になったつもりで考えを出し,実際場面の学級会でどのように指導したらよいか,子供にどのように称賛・価値付けしたらよいかを考えるよい機会になりました。
1月後半に行われる研究授業において,子供達のよりよい意見が引き出せるように,板書や発問計画,司会グループへの指導・助言等の工夫を重ねてほしいと思います。これからの実践が楽しみです。
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