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2021年1月 9日 (土曜日)

「ヤクタネゴヨウ」学習会~6年生出前講座 

 2021年1月9日(土曜日)

 1月9日,土曜日1~2校時において,6年生の「ヤクタネゴヨウ」学習会が開かれました。講師として,ヤクタネゴヨウ保全の会や屋久島森林生態系保全センターや西之表森林事務所の方々9名にお越しいただき,ヤクタネゴヨウの現状や今後の対応,森林の環境等について,わかりやすくお話をしていただきました。

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  まず,「植物の見分け方」について,お話をしていただきました。植物を保護していくためには,植物の単葉,複葉,鋸歯等の特徴をとらえ,判断していくことが大切です。
  フカの木,カクレミノ,ヤブニッケイなどの実物の植物を見ながら,見分けていきました。種子島には,固有種の植物もあり貴重なものなので,勉強していくと楽しいです。

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  次に,「植物の種」について,お話をしていただきました。「ヤクタネゴヨウ」と「テイダマツ」の種を比べて観察しました。「テイダマツ」の種は,羽がついていて遠くまで種を飛ばすことができますが,「ヤクタネゴヨウ」の種は羽がないので,遠くへ広げることができない特徴があることが分かりました。この後,種の模型を作成して,種の飛び方を体験する活動に取り組みました。

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 「ヤクタネゴヨウ」のことについて,お話をしていただきました。「ヤクタネゴヨウ」とは,地球上で種子島と屋久島だけに自生する五葉松であること。ヤクタネゴヨウは,種子島に約300本(西之表市が多い),屋久島に約2000本あると言われているとのことでした。生き残っている五葉松がとても少ないことから,絶滅危惧種に指定されているとのことでした。枯れた松の木を早めに切り,燃やしているそうです。春になってセンチュウが広がらないようにするための取組をしているそうです。

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   日本各地で,松くい虫の被害が深刻になっている話がありました。「松くい虫」とは,「マツ材線虫病」というマツの伝染病のことです。(「ヤクタネゴヨウ」一問一答:
  マツノザイセンチュウは,長さが1mm位の線虫(ミミズを小さく,透明にしたようなもの)で,松の木の中に入ると爆発的に増えて,松を枯らしてしまいます。しかし,マツノザイセンチュウは,自分で元気なマツの木まで飛んでいけないとのこと。そこで,マツノザイセンチュウは,マツノマダラカミキリの体内に入り込み,次々に松の木を移動し,松の木を枯らします。そして,枯れた松の木にマツノマダラカミキリは産卵しているとのことです。

(「ヤクタネゴヨウ」一問一答パンフレット:種子島ヤクタネゴヨウ保全の会 参照)

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  今回の「ヤクタネゴヨウ」学習会を通して,ヤクタネゴヨウの話を聞いたり,マツノマダラカミキリの幼虫を見たりしながら,ヤクタネゴヨウの現状や今後,私たちがしなければならないことについて,わかりやすく教えていただきました。
  子供達からの感想に,「家の近くの公園にも松がありますが,こんなに深刻な問題になっていることを知らなかったです。とても勉強になりました。」とありました。
 ヤクタネゴヨウについて,興味関心をもつ子どもたちが増えたのではないかと思います。身近な自然の生き物に対して,自分たちでできることを考えていきたいと思います。

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