6年生租税教室~税金がなくなるとどうなるの?
2020年12月9日(水曜日)
12月9日水曜日,6年生において地区租税教育推進協議会による租税教室が行われました。講師に税理事務所の方に「税金」の出前授業をしていただきました。
「消費税は,どのような仕組みで納められているのでしょうか。」という講師の方から問いかけがありました。税務署の人,文房具屋さん,日本銀行の人,国会議員,お客さんそれぞれに分かれて,役割演技を通して税金のことを考えていきました。
「文房具をください。」「消費税込みで1100円です。」「消費税は100円です。」
「お客さんからの税金100円を税務署にもっていきます。」
「100円と他の税金を日本銀行にもっていきます。」
「国会議員がテレビを全国の小学校に渡してください。」
「1万円が学校に届き,テレビが買えることになりました。」
「税金はどうして納めないといけないのでしょうか。」
「税金は,何に使われているのでしょうか。」
「道路整備,消防,教育,介護,水道,ゴミの収集,公園」などがあげられました。
文化的な生活や豊かな生活,皆さんが安心して暮らしていけるように,税金が必要です。
教科書についても,これからの未来を担う皆さんのために,無償で支給されていることの確認があり,税金の大切さを感じていました。
DVDの視聴では,税金のない世界にたどり着いた主人公が見た姿が映像で流れていました。「消防署が民間会社へ」「街中がごみだらけになってしまう」「学校の教育費も全て個人負担」「道路の通行は,公共のものでなく通行料が必要になる」等様々な困ってしまう場面があり,税金の大切さを再確認していました。
講師の方から,身近にある施設や建物など子どもたちとつながっている例を出しながら,分かりやすく説明をしていただきました。この学習を通して,税金の使われ方や納税しなければならない義務,自分たちも身近で大変お世話になっていることを学んだことだと思います。
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