鹿児島県学力向上フォーラムin榕城小
2020年8月18日(火)
8月18日火曜日,県教育委員会義務教育課主催の「鹿児島県学力向上フォーラム」が午前11時50分から,榕城小(熊毛サテライト会場)において行われました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,姶良市姶良公民館を本会場とし,北薩,大隅,熊毛,大島の5会場においてオンラインによる分散開催となりました。
前半の部では,大分県教育センター所長・指導主事による「大分県の学力向上の取組」による講演がありました。講演では,学力向上のための授業改善の視点(教師がしゃべりすぎていないか・「先生,今の説明では分かりません」と言える授業を行っているか・子供達に板書させているか等)や「一番の基盤は,学級経営である」,「教師が何をしたかというより,子供がどう育ったかである」等,これまでの施策や実践に基づく学力向上の視点や取り組み方について,詳しく教えていただきました。
後半の部では,本会場(姶良市姶良公民館)において,「学び続ける教職員集団による学力向上を目指した取組」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。
パネリストとして,4つの小・中学校から実践発表がありました。パネラーの学校からは,構成的グループエンカウンターを生かし,他者理解を進め,自己理解を深めることや学力調査の分析を行い,どこが弱点かを「見える化」すること,気持ちの揃った職員集団が学力を上げることにつながること,見方・考え方を働かせる学習課題を子供にもたせること等の意見が出されました。
本会場とサテライト会場とをオンラインでつなぎ,学力向上をテーマにし青・赤カード等で各会場の参加者の意向を踏まえながら協議することができました。
学力向上に関する他県や他校の貴重な実践を学ぶことができ,本校の学力向上策を再確認・改善するよい機会になりました。今後の学力向上の取組に生かしていきたいと思います。
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