プログラミング教育に関する出前授業と研修会
2018年11月5日(月)
11月5日月曜日,鹿児島大学准教授によるプログラミング教育に関する出前授業と研修会を行っていただきました。
出前授業では,センサーを使って明るさや温度を調べてみます。Aボタンは,センサーで明るさを調べます。Bボタンは,センサーで温度を調べます。これまで教えてもらったを思い出して,使ってください。1つ1つは教えません。友達と相談しながら学習してください。
「おみくじをつくろう」の続きになりますが,皆さんの意見の中から「あっち向いてほい」を作れないかというアイデアがありました。今日は,それを作ってみましょう。できそうですか。
ヒントを言います。
「あっち向いてほいをするには,何が必要ですか。」
「そう,4つの条件があるといいですね。」「4つの数字を取り出すことが必要です。」
「1~4までの乱数。1が上,2が下,3が左,4が右のマークを出していくといいね。」
皆さんが自分で考えて作っていくことが大切です。自分たちで解決してください。
次に,准教授による研究授業への指導助言とプログラミング教育についての講話がありました。研究授業への指導助言については以下の話がありました。
1 導入では,こんなものを作りたいというものを見せることは大切である。
2 プログラミングは,一人で行うと「沈黙の授業」になる。二人で協同しながらデータを分析することが大切である。
3 図形がどれだけ曲げればよいかを分析することが大切である。どんな数字を入れるとこうなるのかを考えること。
4 プログラミング教育は,「教える授業ではなく,見つける授業」である。
小学校でのプログラミング教育のねらいは,「プログラミングができることではない,ロボットをつくることでもない,プログラミングで学ぶことである。」つまり,子どもがプログラミングを体験し,自らが意図する動きを実現するために「試行錯誤すること」がとても重要です。
小学校におけるプログラミング教育について,出前授業と講話を通して,学びを深めることができました。
これからも新しい教育の動向にも目を向けながら,さらに研修を深め,2月の研究公開へ向け子どもたちの成長につながるようにしていきたいと思います。
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