感動のゴール!! 37名の笑顔輝く~第26回浦田遠泳大会~
2018年7月26日(木曜日)
7月26日(木),第26回浦田遠泳大会が開催されました。今大会は,西之表市の美しい海岸や砂浜,青い海を自ら体感し,郷土のよさを感じとるとともに,健全な心身を鍛える中学校生活に備えるために,小学校における気力・体力づくりを行うことが目標となっています。遠泳大会の距離は約1kmです。
6月1日(金)から練習を重ねてきた成果を発揮する大会の本番の日となりました。これまでの検定に合格した児童37名が挑戦しました。
子ども達が故郷の海で,これまでの練習の成果を十分発揮してもらうために,5つの安全対策も図られました。①空からのドローンでの監視,②海中でのダイバーとシュノーケル等をつけた伴泳者による監視,③海上からの監視船5隻,監視員7名の配置,④陸からの監視員7名の配置,⑤退避しやすい砂浜に近いコースの設定を行い,実施されました。
37名が2組の隊列で等間隔に並んで泳いでいきました。
「エンヤ,コーラ。」のかけ声を大きく張り上げながら,隊列の間隔をそろえながら,みんなで泳いでいました。
100m泳ぐのも中々厳しかった状況の子ども,海の深さに恐怖心があって遠泳大会への決意が中々できなかった子ども,海水を飲み込んだりクラゲにさされたりするのが嫌いで決意を悩んでいた子ども等々。
様々な状況を指導者や友達,家族と共に乗り越え,今日の日を迎えることができました。
船上の監視員や保護者の方々からも「あともう少し。最後までがんばれ。あと1周。クラゲに負けずに頑張れ。」という力強い応援の声が飛んでいました。
いよいよ最後のコースになりました。「エンヤ,コーラ。」「エンヤ,コーラ。」榕城小遠泳チームが一体となって,最後の力を振り絞って泳いでいました。伴泳者の先生方,保護者の方々からも「最後だよ。頑張れ。クラゲに負けるな。」と粘り強く頑張るための声が飛んでいました。
見事,ゴールしました。37名の子ども達の笑顔がきらきらと輝いていました。子ども達もこれまで立てていた自分の目標を達成することができ,自信にあふれているようでした。
これまで指導・支援,協力していただいた指導者及び保護者,関係者の方々に心より感謝したいと思います。貴重な経験をすることができた子ども達は,これからの生活に新たな粘り強さや困難なものに立ち向かう勇気を身につけてくれたことと思います。
また,今回,体調不良等で惜しくも本大会に出場できなかった児童もいましたが,これまで練習してきたことは,これからの学校生活に必ず役立つものになることと思います。
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