歴史を誇る榕城小学校の木~イヌマキ
正門横の土塁に立つ大きなイヌマキの木をご存知でしょうか。
赴任以来,なかなか立派なイヌマキだと感心していましたが,表土がひどく流され,大きな根がむき出しになっています。
このままでは枯れて倒れそうです。倒れる前に撤去しなければと思い,教育委員会に問い合わせたところ,逆に保存すべき大切な木であることが分かりました。
幹回り約110cm 月窓亭のイヌマキよりも大きく,学校創立の頃からここにあったのでは予想されました。
しかも,むき出しになった根を表土で覆い,しっかり養生すればまだまだ大丈夫ということです。
そこで,市が保存のための事業の予算がつくまで,とりあえずこれ以上根を傷めないように,そして表土が流れないように,ロープを張り,シートで根を覆うことにしました。
子どもたちにも今週の児童集会で話したところです。
実はもう一本通用口の坂の脇にも同じくらいのイヌマキがあります。
古いのは450年を超えるアコウの木だけではありません。さすが歴史を誇る榕城小です。
これからも子どもたちと一緒に,これらの木を大切に守り保存してきたいと思います。
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