早いもので,もう一年。去年も,そしてその前の年も,確かとても寒い夜でした。
栖林神社の弓場には多くの人が集まっています。
五尺八寸(175cm)の大的を射て,無病息災を祈願とする古式ゆかしい行事。
壁や大的の後ろには,種子島家の家紋であるミツウロコの陣幕が張られています。
「本座に着かっしゃれ」。大きな掛け声で大的始式が始まりました。
大事な矢を取りに行く役を,本校2年のKくんが立派に果たしていました。
36本,最後の一矢は
「満つれば欠くる」
の戒めにより故意に外される。
一昨年初めて知り,気に入ったこの教え。今年も肝に銘じてスタートします。
管理人
コメント