採集・標本の裏に見える
夏休み作品として,このように,たくさんの昆虫採集,植物・貝・岩石標本等が集まりました。
よくぞ集めたり・・・と思う中で,ふっと考えることもあり・・・。
この「虫」に家族は? この「植物」はあと何年生きられたろう? この「貝」は生きていたのかなあ?
この石,この岩は,どれだけの間この山にしがみついてきたのだろう・・・。
山の中に,海の底にある多くの「命」を考え,こうして標本として新たな命を吹き込まれた・・・。
そう考えると,「朽ちてしまうような残し方だけはしたくないなあ」。
採集や標本の裏に見える世界を思い浮かべ,こうつぶやきながら作品を眺めている今週です。
大漁
朝焼小焼だ
大漁だ
大羽いわしの大漁だ。
浜は祭りのやうだけど
海のなかでは
何万の
いわしのとむらい
するだらう。
管理人
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