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2011年3月16日 (水曜日)

ぼくが地震を逮捕する

職員の一人が見つけてきた「つぶやき」。全国から寄せられている「灯をともす言葉」。

プリントアウトして,職員朝会で全員に配られました。

・ 普段は何もかも「つけっぱなし」の父が,黙ってコンセントを抜いていた

・ 献血施設では,被災地の方のために超満員の順番待ちだった

・ 避難所で,おじいさんが「これからどうなるんだろう」と漏らしたとき,高校生の男の子が

 「大丈夫,大人になったら僕らが絶対に元に戻します」と背中をさすりながら言った・・・。

・ 若者が「ゲームなんていつでも買えるからな」と,1万円札を募金箱に入れていた。

「だれかを助けられる自分」「あきらめない心」・・・。教室でいつも伝えていることですが,今は特別。

目の前にいる子どもたちの実態に合わせて,教師は何かを伝える大事な時間を組んでいます。

そして,幼い子どもでさえも・・・。

・ 2歳の息子がシューズを履いて外に出ようとしていた。「地震を逮捕しに行く!」と。

小学校期に,この大きな被災を受けた同じ国に生きる者としての「感じる心」に灯をともすように。

そして,感じたことから一人一人が「小さな行動」に移せるようにしていくのは大人の役目です。

本校でも心からの「義援金」を募るお知らせを,児童便で持たせます。

金額の大きさではありません。ぜひ,子どもたち自身の口から,1円でも5円でも10円でも・・・。

「ぼくの,わたしのお菓子一つ,おもちゃ一つ分の『思い』」として形にする働きかけを・・・。

職員室にも,もちろんこれに先がけて「募金箱」が設置されています。

                                                clover管理人clover

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ぼくが地震を逮捕するを参照しているブログ:

コメント

非力でも日々、自分にできることを行っているつもりですが
やはり新聞やニュースを目にすると、心が折れそうになります。。
一番辛いのは被災地の方々なのに‥。

そんな中‥ 被災地の方々から前向きな言葉を聞くと、ハッとさせられます。

そして、このような「灯をともす言葉」を目にすると、本当に心に灯がともり
ガチガチになっていた全身から、ふっと力が抜けるのを感じます。

不謹慎かもしれませんが、、有事で気付かされることも多いものですね。

昼休みの心和む光景も然り^^
この数日、私の顔はどれだけ強張っていたんだろう?!と反省しました。(苦笑;

これまで通り、被災地の最前線で働く全ての人に敬意を払いながら‥
私も笑顔で、自分にできることを探していきたいと思います☆

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