ぼくが地震を逮捕する
職員の一人が見つけてきた「つぶやき」。全国から寄せられている「灯をともす言葉」。
プリントアウトして,職員朝会で全員に配られました。
・ 普段は何もかも「つけっぱなし」の父が,黙ってコンセントを抜いていた。
・ 献血施設では,被災地の方のために超満員の順番待ちだった。
・ 避難所で,おじいさんが「これからどうなるんだろう」と漏らしたとき,高校生の男の子が
「大丈夫,大人になったら僕らが絶対に元に戻します」と背中をさすりながら言った・・・。
・ 若者が「ゲームなんていつでも買えるからな」と,1万円札を募金箱に入れていた。
「だれかを助けられる自分」「あきらめない心」・・・。教室でいつも伝えていることですが,今は特別。
目の前にいる子どもたちの実態に合わせて,教師は何かを伝える大事な時間を組んでいます。
そして,幼い子どもでさえも・・・。
・ 2歳の息子がシューズを履いて外に出ようとしていた。「地震を逮捕しに行く!」と。
小学校期に,この大きな被災を受けた同じ国に生きる者としての「感じる心」に灯をともすように。
そして,感じたことから一人一人が「小さな行動」に移せるようにしていくのは大人の役目です。
本校でも心からの「義援金」を募るお知らせを,児童便で持たせます。
金額の大きさではありません。ぜひ,子どもたち自身の口から,1円でも5円でも10円でも・・・。
「ぼくの,わたしのお菓子一つ,おもちゃ一つ分の『思い』」として形にする働きかけを・・・。
職員室にも,もちろんこれに先がけて「募金箱」が設置されています。
管理人
非力でも日々、自分にできることを行っているつもりですが
やはり新聞やニュースを目にすると、心が折れそうになります。。
一番辛いのは被災地の方々なのに‥。
そんな中‥ 被災地の方々から前向きな言葉を聞くと、ハッとさせられます。
そして、このような「灯をともす言葉」を目にすると、本当に心に灯がともり
ガチガチになっていた全身から、ふっと力が抜けるのを感じます。
不謹慎かもしれませんが、、有事で気付かされることも多いものですね。
昼休みの心和む光景も然り^^
この数日、私の顔はどれだけ強張っていたんだろう?!と反省しました。(苦笑;
これまで通り、被災地の最前線で働く全ての人に敬意を払いながら‥
私も笑顔で、自分にできることを探していきたいと思います☆
投稿: yuki* | 2011年3月17日 (木曜日) 12時23分