辞任式・会者定離
本校に縁あって出会い,今回「転・退職」していくメンバー。
この時期になると,わたしが必ず思い出す言葉に「会者定離」(えしゃじょうり)があります。
出会った者には,間違いなく別れを告げる日が来るものであるという,
高校時代の担任恩師が,今から35年前,自らの辞任式で発したこの言葉を忘れていません。
恩師は最後に,「この言葉に『再び出会っていけない』という意味はないのです」と締めくくりました。
お別れするメンバーとも,どこかで再会の日がありますように。
いや,出会うべき必然のある人は,きっとまた出会うことになっているのでしょう。
少なくとも,一定の期間この「榕城」に住んだわたしたちは,必然の巡り合わせで本校に赴任し,
そしてどこかでまた,こんな一人一人を待っている「子ども」がどこかで春休みを迎えています。
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