「蚕(こ)の宮じょう」紹介
種子島の伝統的な正月行事で,1月14,15日の小正月に行なわれます。
蚕のまゆに似た「四角」に切られた切り餅を小枝に指したもの。
これを門木や家の中の柱に飾って蚕の豊作を祝います。
種子島は,昔から「蚕」の生産がさかんな所でした。
子供たちは、このみやじょうの歌を歌い,門ごとに祝ってこのみやじょうをもらいます。
門口から「このみやじょう」を合唱し,幸福と繁栄を祈り。
そして,祝いもち(今ではお菓子が主流のようですね)を頂いて帰るのです。
我が榕城校区では,もう行われているところはないのでしょうか。
しかし,11日(火)には,大的始式が学校のすぐ近くの神社で夕刻から始まります。
昨年は,この厳粛な式の雰囲気に包まれ,一年のスタートに新たな思いを抱きました。
節目節目の「伝統行事」。子どもたちに体感させるのは,親が後押しする「一言」。
「寒いけれど,行ってみようか」があるかないかでしょう。
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