無病息災を祈りながら
先週,大的始式の際に,職員有志がお誘いを受けた西之表市の正月行事,「破魔祈祷祭」。
今日は,あの安納いもの里,「安納神社」にみんなで出かけてきました。
これは,的とヒラギを射て,無病息災や地域の発展などを祈願する行事です。
ヒラギを射ち割るまで,約30メートル離れた場所から矢を放ちます。
15センチ四方の小さな板。何と,15枚すべて射ち割らないと祭が終わらないのです。
的の大きさもいろいろあり,こんなに小さな的では,なかなか矢が当ってくれません。
的がひと通り当たると,ヒラギを射ち割りますが,ここでわたしたち参加者にも射るチャンスあり。
初めての職員,経験者いろいろでしたが,「弓を射る」経験は貴重でした。
ていねいに教えていただきながら,それぞれ真剣に的に向かいます。
指の感触,筋肉の緊張感,矢を射る瞬間の集中力・・・ どれも新鮮な記憶として残りました。
ようやく12時過ぎにヒラギすべて射ち割り,破魔祈祷祭も終わりです。
割れたヒラギはさらに細かく割られ,的に張っていた紙を巻きつけて「魔除け札」にします。
参加者にも分配され,学校用にも「1本」大きなものを。安全を祈り,静かに置きました。
肌に痛いほどの寒波も,明日には落ち着くようですね。子どもたちの安全な登校を待ちます。
管理人
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