市小学校テレビ会議集合学習(5年生)~「この本 おすすめします」
2021年3月3日(水)
3月3日(水),安納小学校,住吉小学校,古田小学校,榕城小学校の4小学校による集合学習が,新型コロナ感染症拡大防止のため,テレビ会議システムによる遠隔授業において行われました。
この活動は,本市の教育理念である「ひとりだちの教育」の具現化に向け,日頃の学校生活で体験することができない同一集団で,自分の考えをもとに磨き合いや高め合いのある様々な学習活動を通して,確かな学力の定着を図ること。他校の児童との交流を通して,人間関係を広げ,生活体験を豊かにするとともに,豊かな人間性や社会性を身に付けることができるようにすること等を目的として実施しました。
まず,それぞれの学校毎に,お互いの自己紹介があり,スクリーンに映し出された同学年のお友達に向けて,自分の名前,好きな食べ物,特技等を元気よく紹介していました。「私の名前は○○です。好きな食べ物は○○です。私はバレーボールが得意です。レシーブなら任してください。」と自分のよさをしっかり伝えていまいた。
次の国語の時間では,「この本 おすすめします」の単元を生かし,各学校からお勧めの本の紹介を行いました。
「私たちのグループのお勧めの本は,『しっぱいに かんぱい』」という本です。この本は,「加奈」という女の子が,ある大きな失敗をしてしまい,いとこや弟の失敗を聞いて,元気のなかった加奈が元気を取り戻すお話です。」
「お勧めの理由1つ目は,文字が大きくて,漢字にふりがながあるので,下学年も見やすいと思います。」
それぞれの学校の紹介を聞きながら,それぞれの意見を出し合ったり,感想を伝え合ったりして様々な考えを交流しながら,学習のめあてを追究していました。
交流学習で出会ったお友達とは,今後,種子島中学校でともに学び合うことになります。短い時間の中での交流でしたが,今回の活動で得られたつながりを大切にして,中学校へ向けた人間関係づくりに役立ててほしいと思います。
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