プログラミング教育スタート講座in榕城小~市授業力アッププロジェクト~
2020年8月28日(金)
8月28日金曜日,西之表市授業力アッププロジェクトに係る「今から始める!プログラミング教育スタート講座」に関する研修会が本校で行われました。市内小学校からも多くの参加がありました。講師は,県総合教育センターからお二人の先生にご指導いただきました。
まず,教育の情報化とプログラミング教育についての講義がありました。教育の情報化とは,情報化に対応した学校づくりの総称で,「情報教育」「教科指導におけるICT活用」「校務の情報化」の三つから構成され,これらを通して教育の質の向上を目指すものであるとのこと。
小学校におけるプログラミング教育のねらいは,①「プログラミング的思考」を育むこと。②プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにする。コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり,よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと。③各教科等での学びをより確実なものとすることの3つと言えるとのこと。
プログラミング的思考を育むための具体的な実践例を紹介していただきました。コンピュータを動作させるための手順として,①コンピュータにどのような動きをさせたいのかという自らの意図を明確にする。②コンピュータにどのような動きをどのような順序でさせればよいのかを考える。③一つ一つの動きを対応する命令(記号)に置き換える。④これらの命令(記号)をどのように組み合わせれば,自分が考える動作を実現できるかを考える。⑤その命令(記号)の組み合わせをどのように改善すれば,自分が考える動作により近づいていくのかを試行錯誤しながら考える等を教えていただきました。
具体的には,スクラッチのソフト活用を通して, キャラクターの猫を動かしたり,正方形や正多角形を書いたりしました。
小学校におけるプログラミング教育について,市授業力アッププロジェクトの講義及び教材の活用を通して,学びを深めることができました。
これからも新しい教育の動向にも目を向けながら,さらに研修を深め,子どもたちの成長につながるようにしていきたいと思います。
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