県理科教育研究大会熊毛大会~理科授業(6年:「大地のつくりと変化」)
2018年7月6日(金)
7月6日金曜日,県理科教育研究大会熊毛地区大会の小学校部会に係る研究授業を行いました。島内外から約60名を超える参観者がありました。本時のめあては,「水の働きでできる地層は,どのようにしてできるのだろうか。」というものでした。子どもたちは,前時の事実をもとに予想したことを発表しました。
「大きい順説:粒の大きい順に下から積もる。」「運搬説:運ばれた順に積もる。」「すき間説:大きい粒の下に小さい粒が入り込んで積もる。」
自分の予想に基づいた結果がどのようになるのかを興味・関心をもちながら,実験に取り組んでいました。1回目,2回目の実験を行った後の水槽の様子を観察しながら,グループで話し合ったり,それぞれの意見を出し合ったりして様々な考えを交流しながら,学習のめあてを追究していました。
「粒は大きい順に積もるという事実から,粒は重い順(砂→泥)に積もる。」
「砂が下に積もるのは,砂は重いから。また,泥が上に積もるのは軽いから。これを繰り返すことで地層になっていく。」等の意見が出されました。
榕城小付近の切り通しや崖の地層の秘密を,自分たちの予想を立て様々な実験を通してよりよい考えを導こうとしている姿が見られました。これからも身近な自然への問いをもって生活してほしいと思います。
コメント