プログラミング教育に関する研修会~「アーテックロボ」を使った研修~
2018年7月26日(木)
7月26日木曜日午後から,「アーテックロボ」を使ったプログラミング教育に関する研修会を行いました。市内の小・中学校からも情報教育担当者の参加もありました。
まず,新学習指導要領とプログラミングについての講義がありました。小学校でのプログラミング教育のねらいは,「プログラミング言語を覚えたり、技能を習得したりするのではなく,プログラミングで学ぶことである。」つまり,コンピュータに意図した処理を行うように指示することができるということを,各教科等で体験させながら,①「プログラミング的思考」を育むこと,②プログラムの働きやよさに気付くことができるようにするとともに,身近な問題を解決したり,よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと,③各教科等での学びをより確実なものにすることになります。
算数科では、第5学年の正多角形の作図を行う学習に関連して、正確な繰り返し作業を行い,更に一部を変えることでいろいろな正多角形を同様に考えることができる場面等で取り扱うことが大切である。
総合的な学習では,自分たちの暮らしとプログラミングとの関係を考え,プログラミングを体験しながらそのよさや課題に気付き,現在や将来の自分の生活や生き方とつなげて考えることが必要であるとのこと。例えば、自動運転システムや信号機,自動ドア,センサーライトなどの仕組み等に目を向けさせていくこともできます。
小学校におけるプログラミング教育について,アーテック(株)様の講義及び教材の活用を通して,学びを深めることができました。
これからも新しい教育の動向にも目を向けながら,さらに研修を深め,子どもたちの成長につながるようにしていきたいと思います。
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