一輪の花を咲かせる
出張から帰ると,部屋に枝いっぱいはりめぐらせた「梅の花」が生けてありました。
聞くと,2年生の女の子が持ってきたとのこと。早速,教室に行って聞いてみました。
何でも,おばあちゃんが庭にある木から「校長室にもね」とおっしゃってくださったようです。
何だか,心がぽっと明るくなりました。
梅の花は,他の木から花粉をもらわなければ,花は咲いても実を結ばないそうです。
大村はまさんは,「それでも健気に咲く」この花を人の仕事に例えています。
一生懸命やった仕事が,例え実を結ばなくても,咲く美しさだけ仕事をしたことが値打ち,と。
その先の実は見えなくても,たった一輪の小さな花を咲かせるために・・・。
本物の「春」までもう少し。週末,職員の中には一足先に大きな花を咲かせる「春」が来ます。
みんなで,その花をライトアップさせるために,心を尽くしている姿にまた心が温まるのです。
管理人
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